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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第302回

テレワークは車内ワークの時代! クルマをオフィスにする机を色々なクルマで使った

2023年02月12日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

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15インチのゲーミングノートが
ラクラク置けるスペース

N-BOXの中でテレワークをする唯さん。でもPCがなぜか15インチのゲーミングノートだったりします

 さて、実際にクルマの中でテレワークをしてみましょう。デスクボードの大きさは幅865×奥行400mmと、かなり広々。15インチのノートPCを持ち込んでみると、実に広々で、ビジネスはもちろんのこと、マウスを大きく動かすFPSゲームも余裕で対応できそうです。さらにうれしいのは袖机があること。ここに書類やポータブル電源を置くことができますから、実に便利! ちなみに耐荷重は各テーブル5kgとなっています。

7人乗りSTEPWGN SPADAのリアシートにも設置可能

キャプテンシート車両の場合は、席を隣に寄せるとよい

 最初はN-BOXで試したのですが、せっかくなのでほかのクルマにも取り付けてみましょう。まずはSTEPWGNの7人乗りキャプテンシート車の2列目シートに挑戦。「2列目シートがキャプテンシート(独立タイプ)の場合、カーメーカーのシート仕様によってはアームレストやそのほかの装備などと干渉し、装着できない場合があります。ご自身の車両シートの構造を確認して購入してください」とのことでしたが、STEPWGNの場合、シートが横に動くため取り付け可能! しかも、SPADAならオットマンもついてきますので、実に快適なテレワーク環境を構築できます。

STEPWGNにはオプションで「ACコンセント」(1万9800円)も用意されています!

 さらにSTEPWGNならオプションでAC100V(100W)までのコンセントを取り付けることができます。エンジンをかけておく必要がありますが、大抵のPCなら給電可能です。テレワーク用オフィスとしてSTEPWGNの導入、実にアリな選択肢です!

FITに「カーテレワークデスク」を設置した状態

乗降時の事を考え、前列シートを思いっきり前に出しておく必要がある

 では、コンパクトカーではどうか? ということで「カーテレワークデスク」をFITに取り付けてみました。さすがにクルマが小さいので、それなりになってしまいますが、それでも十分な作業スペースが生まれます。ただ、乗降時の事を考えると、前列シートを思いっきり前に出しておいた方がよいでしょう。

ZR-Vでも試してみました

乗降を考えると前列シートを前に持って行った方がよいようです

 もちろん最新SUVであるZR-Vでもバッチリ対応! こちらもFITの時と同じように、前列シートを前に倒したほうがいいでしょう。天井高があるので、FITの時よりも広さがありますね。ちなみに、ZR-Vは少し工夫すると車中泊ができるクルマだったりします。その事はいずれ別記事で触れようと思います。

カーテレワークデスクを専用の収納バッグ「CAB-WORKトート」(7480円)に収めた状態

 カーテレワークデスクですが、使わない時は別売りの収納バッグ「CAB-WORKトート」(7480円)に入れれば、簡単に持ち運びできます。なお、装着した状態での運転は危ないので避けた方がいいでしょう。

N-BOXに取り付けたカーテレワークデスクを取り付けた状態

 車の中を快適なオフィスに早変わりさせるカーテレワークデスク。乗降性も考えられていますし、とても魅力的な商品ではありませんか! 組み立ては5分もあればできますので、急なテレビ会議があっても、余裕で対応できるでしょう。

カーテレワークデスクと唯さん

 では最後に、実際に組み立てて使ってみた感想を、唯さんに聞いてみましょう。「これはイイですね。クルマのフロントシートの背もたれについているテーブルよりもしっかりしていますし、組み立ても比較的ラクです。使っているうちに、新幹線のグリーン車とかを思い出して、無償にハンバーガーとか駅弁が食べたくなってきました(笑)」。実はこの取材、お昼抜きでしていました……ホント、スミマセン。

「CAB-WORKトート」(7480円)を持つ唯さん

モデル紹介――新 唯(あらた ゆい)

 10月5日栃木県生まれ。ファッションモデルとしての活動のほか、マルチタレントを目指し演技を勉強中。また2022年はSUPER GTに参戦するModulo NAKAJIMA RACINGのレースクイーン「2022 Moduloスマイル」として、グリッドに華を添えた。

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