CBR400Rは安定感があって乗りやすい
まずはCBR250RRで練習。倒すことなく、エンストすることなく走らせることができて、スタッフはひと安心。続いてHonda本社近くの外苑周回路をグルグル。最初はクラッチを使っての変速動作をしてもらい、次にCBR250RRのオプションであるクイックシフターを使っての走行をしてもらいました。
「クラッチレバーを握らないで変速できるのって、とてもラクでいいですね! シフトダウンした際に回転数を合わせてバンバン音が出るのが楽しい!」と、ブリッピングしながらのシフトダウンにハマった様子。この機能はCBR400Rにはありません。
ということでCBR400Rにチェンジ。唯さんを後ろから見て偉いなぁと思うのは、停止時に右足でリアブレーキのペダルを踏んでいること。慣れてくると両足でペタっとしがちなんですよね。そして慣れてきたのか、徐々に様になってきたような。
「なんとなくですが、CBR400Rの方が安定感ある感じがします。あとあまりアクセルを捻らなくても発進するような。でも扱いやすいのはCBR250RRですね。それはきっと軽いからかな。運転もしやすいし、車体幅が狭いのもイイですね」。ということは、CBR400RよりCBR250RRの方が好みなのかな? と思いきや……。
「2台で最も違うと感じたのは音と振動ですね。CBR250RRの方が甲高くて音が大きいですし、振動も結構伝わってきます。一方、CBR400RはCBR250RRと比べて低めで、振動も少ない印象です」と五感の伝わり方を重視されている模様。その上で「買うならCBR400Rかな。見た目が好みですし、音と振動が気に入りました」というわけで、扱いやすさよりも見た目とサウンド重視でCBR400Rを選択するというではありませんか。扱いにくいとしても好きなバイクに乗るのが一番ですからね。
「クルマはライトウェイトスポーツが好きですけれど、バイクは大きい方が好みかもしれません。まだ2台しか乗ったことがないですけれど」というわけで、大型自動二輪免許を取得するしかないんじゃないの? と思ったスタッフ一同。またレインボーモータースクール和光に行きますか?(笑)
「排気量が150cc違うだけで、こんなに差があるんですね」と不思議そうに2台を見る唯さん。そして「バイクに乗ることが、こんなに寒いとは思いませんでした。夏は滅茶苦茶暑かったし。この乗り物は、バイクじゃなくて「倍苦」ですよ。想像を超えて辛かったです。でも久しぶりに乗車できて楽しかった! バイク欲しいなぁ」というと、暖かい紅茶で冷え切った体を温めながら、電車で帰路に向かいました。
【まとめ】CBR400Rは優等生だがツマラナイわけではない
取り残されたCBR250RR乗りの不肖は、ひとりCBR400Rと比較を始めてみました。街中を走ってみて両車の違いを一言で言い表すなら「ヤンチャなCBR250RR、優等生のCBR400R」といったところ。と書いてしまうと「CBR250RRはマトモじゃないのか!?」「CBR400Rはツマラナイのか!?」と思われるかもしれませんが、どちらもマトモで面白いバイクです。個人的には所有者ということもありCBR250RRを推したいところですが、CBR400Rの素直な性格も魅力的。
あとCBR400RにはHonda Ignition security systemというイモビライザーが標準搭載されていますが、CBR250RRには用意されていません(オプション設定あり)。出先でチェーンをかけられない時などに、イモビライザーがあると安心できます。ですのでバイクの性格も含めて遠出のツーリングをするならCBR400Rがイイんだろうなと思いましたし、街乗りがメインならCBR250RRの方がイイかなと。CBR250RRで高速道路を巡航すると、6速8000回転を維持しつづけないといけなくて、結構大変なんですよ。やっぱりバイクは倍苦と書きますね。
ということで、CBR400Rが気に入った唯さん。次は何に乗りましょうか? 今度は暖かくなってから取材をしましょう。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
この連載の記事
- 第684回
自動車
往復で充電6回!? ホンダ「N-ONE e:」で東京〜セントレアを走破してわかった、軽EVのリアルなコスパ - 第683回
自動車
家族を乗せてサーキットへ!? 実用性と狂気を併せ持つ「GRカローラ 25式後期」の完成度 - 第682回
自動車
航続320kmでフル装備! BYDの軽EV「RACCO」は日本の軽自動車の“聖域”をどう切り崩すか - 第681回
自動車
Jeep「コマンダー」はガラガラ音も愛おしい。純ディーゼル搭載の7人乗りSUVが教えてくれる心のゆとり - 第680回
自動車
「OK Google」が軽自動車で使える感動。日産「ルークス」が激戦区で選ばれる3つの理由 - 第679回
自動車
330万円から!? マツダ新型CX-5が「今年のSUV最高傑作」と断言できる理由 - 第678回
自動車
EVである前に軽自動車。スズキ「eSKY」が示す、日本の日常に寄り添う最適解 - 第677回
自動車
「ついに911、お前もか…」伝統の変化を嘆く前に乗るべき、約2000万円の超ピュアな「カレラT」 - 第676回
自動車
メーカーチューンの理想形! 2L化した特別ロードスター「12R」が魅せる至高の人馬一体 - 第675回
自動車
街乗りは不便でも悪路走破性は最強! ファミリーカー目線で斬る「ジムニー ノマド」のリアルな実力









