往年の名車シリーズ
ロータリーは死なず! マツダ「RX-8 SPIRIT R」は今でも心トキメクスポーツカーだった!
2020年09月12日 15時00分更新
コクピットはタイトでスポーティー
その気にさせるデザイン
運転席側に座ると、残念ながら室内は現在のマツダ車と比べて隔世の感があるのは否めない。灰皿などは最近のクルマではなかなか見ない懐かしい装備だし、リモコンはカード型でありながらイグニッションはボタン式ではない、ナビの画面が小さく、さらにダッシュボード側には置かれてない、というあたりに時代を感じる。スイッチの感触も今のマツダ車とは雲泥の差だし、内装の質感も現在の目で見るとチープだ。今のマツダ車は質感をあげてきているので、なおさらそれを感じてしまう。17年という歳月はもちろんのこと、たった17年でマツダは大きく変わったとも言える。
一方、変わらないものもある。それは「マツダスポーツらしさ」という匂い。センターにタコメーターを配置した3連メーターやステアリングに触れた感触、サイドブレーキレバーなどは、クルマ好きならニヤリとすること間違いナシ。何より少しタイトなコクピット感は、スポーツカーならではの世界。これは今のND型ロードスターにも受け継がれている。
この連載の記事
-
第426回
自動車
SUV+BEV=最高! メルセデス・ベンツの電動SUV「EQB」はアイドルも納得の乗り心地 -
第425回
自動車
雪道も砂漠もドンと来い! ポルシェ「911 ダカール」は悪路を得意とするスーパースポーツ -
第424回
自動車
今買うならMAZDA2の前モデルがお買い得な5つの理由 -
第423回
自動車
ホンダの新型アコード試乗! ハイブリッドなのにエンジン車のようなユニークな走り -
第422回
自動車
マツダ「MX-30 Rotary-EV」はロータリーエンジンのみならず! 新 唯がマツダ好き目線でジャッジ! -
第421回
自動車
ホンダ、水素が燃料の「CR-V e:FCEV」を発表! 近所はEVモード、遠出はFCモードで! -
第420回
自動車
テスラからアバルトまで最新EV5台を一気乗り! 多彩な顔ぶれと個性的なモデルが増えた -
第419回
自動車
コルベットの上位モデル「Z06」試乗! 圧倒的パワーのエンジンにシビれた -
第418回
自動車
マツダの売れ筋SUV「CX-5」の中で「FIELD JOURNEY」をオススメしたい理由 -
第417回
自動車
テスラ独自の高速充電器が国内100ヵ所超え! マイナーチェンジのモデル3も試乗 -
第416回
自動車
ロータリーエンジンを知らないアイドルが「MX-30 Rotary-EV」で感じた走りの良さ - この連載の一覧へ