スポーツカーの性能に
ファミリーカーの実用性
荷室も思いのほか広い。もちろんSUVやハッチバックと比べてしまうと容積は少ないのだが、深底で9インチのゴルフバッグ2個が収納可能。さらにリアシートのセンター部分を取り外せば、長い荷物も積み込める。クルマは、購入前では想定していなかった使い方をするときがある。走りを追及したストイックなクルマは、後になって荷物が載らないなど、意外と不便さを覚えることがある。スポーツカーといえども実用性は今のご時世、重要なファクターなのだ。
ラゲッジスペースの奥行きはとても深い。ここまで深いのならFD3Sのようなガラス部ごと開閉する方が使い勝手がよかったのでは? と感じた(ただし、実際に使うと天井の低い屋内駐車場で使い勝手が悪くなるのだが)
エクステリアはRX-7やロードスターとつながる、当時のマツダらしいデザイン。今のマツダ車のコンセプトとは大きく異なるのだが、今見ても近未来的でありながら、どこか50年代~60年代のスポーツカーを彷彿させる温かみも感じさせ、古さを感じさせない。
特徴的ともいえるのが、大きく張り出したフロントフェンダー。樹脂製かと思ったのだが、これがシートメタル製。樹脂では得られない独特の緊張感を覚えるとともに、よくぞここまで絞り込んだ形状を実現したな、と感心する。空力性能はスポイラーなどの付加物なしで最適な値が得られるよう、床下形状を含めデッキ形状、リヤランプレンズ形状の最適化。CD=0.30(北米・欧州仕様)という数値で、特に前後のリフトバランスは最良の値を実現していた。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
この連載の記事
- 第694回
自動車
ラッコと一緒に、東北にいるホワイトライオンに会ってきた【BYD RACCO長距離レビュー】 - 第693回
自動車
日産「セレナ ルキシオン」はニアジョイも「新幹線より快適」と絶賛! 600km走破してわかった推せる理由 - 第692回
自動車
日産のSUV「新型キックス」の静粛性はライバルを圧倒。10年かけて進化したe-POWERの完成度が高すぎる - 第691回
自動車
520万円から買えるオシャレSUV! 隠れキャラ満載のJeep「コンパス」に大人の遊び心を見た - 第690回
自動車
750万円の水素SUV「NEXO」フルモデルチェンジ! EV時代にあえて燃料電池車を選ぶ理由はあるか? - 第689回
自動車
エンタメはスマホ任せの潔さ! スズキらしい“超実用主義”な「スズキコネクト」レビュー - 第688回
自動車
立体駐車場に入る質感重視のCX-30か、最新ITと広さのCX-5か? 価格がダブるマツダSUVの「罪深き比較検証」 - 第687回
自動車
便利装備は一切なし! 究極の実用性と乗り心地で勝負するルノー「グランカングー」の清々しさ - 第686回
自動車
【打倒アルヴェル】新型エルグランドが王者を超えた!? 自動車税も安くて「走り」が別次元な理由 - 第685回
自動車
往復で充電6回!? ホンダ「N-ONE e:」で東京〜セントレアを走破してわかった、軽EVのリアルなコスパ








