【N-ONE RSがオススメ】分かっている人の通勤車
続いて軽自動車の「N-ONE RS」。価格はCVT/6MTともに216万400円です。専用のインテリアにホイール、そしてこのグレードのみ6MTを設定していることがトピックでしょう。ちなみにCVTも専用プログラミングなのだとか。ここでは6MTで話を進めます。
エンジンは0.66L 直3ターボエンジンで最高出力64PS、最大トルク104N.mを発生します。トランスミッションは2~5速までクロス(加速重視)にしたセッティングで、2速は30~60km/hまでカバー。つまり、街乗りがラクラクだったりします。
初めてのマニュアルが不安という人にも、電子パーキングブレーキ+オートブレーキ機能で街乗りもラクラク。オートブレーキホールド機能(一度ブレーキを踏めば、足を離してもブレーキがかかった状態になる)は電源オフの度にリセットされてしまうのが難点ですが、それでも初めての人には心強い機能です。
ちなみにシビックRSにも同機能を搭載していますが、あちらはリセット機能はありません。
インテリアはオレンジを差し色にしたもの。これは初代シビックRSに用意された専用ボディーカラーの「サンセットオレンジ」から来るものでしょう。
乗り心地はFITに比べると硬め。エンジンが結構早く吹け上がるのですが、シートポジションやエンジンそのもののパワー、そして細いタイヤゆえに、頑張ろうというのはちょっと違うような。つまりクルマというものを「わかっている人」に向けたクルマだったりします。
でも街中で3ペダルを駆使しながら走るのは、とても楽しいのです。MTグレードだと家族みんなが運転する車としてはハードルが高いので、2台持ちができる方の通勤車が最適かも。その点も「わかっている人」が乗るのにベストな選択かなと思います。
【シビックRSがオススメ】さまざまなシーンでクルマを使いたい人
シビックとしては50年ぶりに復活したRSグレード。価格は439万8900円と、ハイブリッドモデルよりも高い値付けに驚かされます。イマドキ、マニュアル車はぜいたく品です。
エンジンは1.5L 直4ターボで、最高出力は182PSを発生。専用の軽量フライホイールによって、エンジンの吹け上がりなどがアップしているとのこと。
サスペンション、フロントバンパーだけでなく、インテリアにも専用品が奢られています。一方でRSのロゴを配置し……という点がないのは好印象。
荷室が広く使い勝手がよいのもシビックの特徴。セダンと違いバックドアが大きく開くのはとても便利です。
その走りはというと、FIT RSとは対照的な良い意味で古典的な乗り味。一般道の荒れた道では突き上げがドライバーを襲います。「スポーツグレードって、こういう乗り味だよなぁ」と懐かしい気持ちになったりも。
さらに重ためのステアフィールに3ペダルのマニュアル車。これが嫌いなクルマ好きはいないのでは? それもあってか、発売から約1ヵ月での累計受注台数は、シビック全体で約3000台のうち7割弱の2000台がRSというから驚きとともに納得。想定を超える受注だったそうです。
たとえば家族を乗せる、大きな荷物を運ぶなど、自動車は買う前には想定もしていない使い方が求められることが多くあります。その時、2シーターのスポーツカーでは対応できないことも……。運転を楽しみたい、けれど実用的な方がいいという人に、シビックRSはピッタリの選択肢となるでしょう。
【RSグレードがオススメ】Hondaらしさを求める人
軽自動車、SUV、ミニバン、セダン、ハッチバックと、Hondaには多種多様なクルマがあります。その中でRSが付くグレードは、最もHondaらしさに溢れているクルマのように感じます。もしHondaを買うならRSグレードを買えば楽しいカーライフが送れること間違いなさそう。
あとは何を選ぶか、です。筆者なら……小さなエンジンをMTを駆使して走らせるN-ONE RSかな。
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