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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第86回

ヤリスの走りやすさとSUVの使い勝手を両立させたトヨタ「ヤリスクロス」

2021年02月21日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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後部座席も快適に座れる
乗り降りしやすいので子どもからお年寄りまで安心

リアシート

リアドアのポケット部

サイドシルは比較的低めで、お年寄りや子供でも苦なく乗り込めそう

身長185㎝の筆者が座ったところ

 リアシートに目を向けると、足元の広さ、ヘッドルームの高さに大満足。ヤリスはコンパクトカーゆえ狭さを感じたのですが、ヤリスクロスは快適そのもの。シートの厚さもヤリスより増しており、座り心地も向上。ドアも広くBピラーが立っているので乗降性もよく、お年寄りでも苦なく乗り降りができそうです。ドリンクホルダーはドア側に用意されているほか、センターも利用可能。できればUSBレセプタクルなどがあれば言うことなしですが、それは高望みしすぎでしょうか……。

ヤリスクロスのラゲッジスペース

ヤリスクロスのラゲッジスペース

ヤリスクロスのラゲッジスペースの板を取り外したところ

ヤリスクロスのラゲッジスペースの板を全て取り外したところ

ヤリスクロスの後席を倒したところ

AC100Vソケットも用意されていた

バックドアはパワーゲートに対応する

 ラゲッジルームは、ライバルのHonda「ヴェゼル」と同等で、日産「キックス」に比べるとちょっと少な目な390リットル。注目すべきは、1500Wまで出力可能なAC100Vインレットを備えていること。これはライバルにはない機能。ちなみにリアバンパーの下に足を出し入れするだけでバックドアの自動開閉ができる「ハンズフリーパワーバックドア」をオプションで用意するのも、ライバルにはない機能だったりします。ちなみに、ボタン一つでバックドアが閉まる機能も用意されています。

 リアシートを倒すと、ほぼフラットになるのも美質で、長物を入れる時には重宝しそう。ちなみにラゲッジスペースの床面は3層式で、ボードを外すと収納が現れます。さらにボードを外すことができ、取り出してみるとパンク修理キットが配置されていました。

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