三菱自動車のSUV「エクリプス クロス」にPHEV(プラグインハイブリッド)モデルが追加されます。発売は12月を予定しており、価格は約385万円から。今回、プロトタイプを富士スピードウェイのショートコースで短時間体験することが叶いましたので、モデルの美環さんが速攻チェックしてきました!
三菱SUVラインアップにおける
エクリプス クロスの立ち位置は?
まずは三菱自動車におけるエクリプス クロスの立ち位置から。同社のSUVラインアップはフラグシップとして大型モデルの「アウトランダー PHEV」(393万9100円~)、その弟モデルとしてコンパクトモデルの「RVR」(214万3900円~)をラインアップしています。大型モデルであるアウトランダーには5人乗りのPHEVモデルのほか、7人乗りモデルのガソリン車が用意されていましたが、こちらは年内生産完了予定とのこと。
エクリプス クロスは、この兄弟関係とは異なる所に位置しているモデルで、同社のグローバル戦略車として開発されました。日本での発売は2017年12月から。当初は1.5リットルターボガソリンエンジン仕様車で販売スタートしますが、2019年6月に2.2リットルのクリーンディーゼルエンジン搭載車がラインアップに追加。そして今年、2.4リットルPHEVモデルが加わりました。「となると、ガソリンとディーゼル、PHEVの3本立てなのか」と思いきや、ディーゼルはPHEVと入れ替えとなり廃止に。三菱のクリーンディーゼルエンジン搭載車はミニバンの「デリカ D:5」のみで、今後同社はPHEVに舵を切ることを予感させます。
三菱のPHEVシステムは、排気量2.4リットル直4エンジンとツインモーターを組み合わせたもの。基本的にモーターで駆動するのですが、モータードライブのほか、エンジンを発電機として使うシリーズハイブリッド、そしてエンジンとモーターを併用して走行するパラレルハイブリッドを自在に変更できるのがポイント。環境性能と航続距離、パワーを両立させた高度なシステムです。
スペックこそ明かされていませんが、エクリプスクロス(PHEVモデル)の搭載ユニットがアウトランダーPHEVと同等とするならば、エンジンの最高出力は128馬力、最大トルクは20.3kg-m。モーターは前輪82馬力/トルク14kg-m、後輪95馬力/トルク19.9kg-mを誇ります。三菱自動車によると、エクリプス クロス(PHEVモデル)モデルは、ガソリンモデルよりも30~50km/hの中間加速で上回るとのこと。
エクリプス クロス(PHEVモデル)は既存モデルよりも大型化。前後オーバーハングが140mm伸長され、アウトランダーPHEVと似た大きさになっています。これはバッテリーを積載するための処置によるもの。ざっくり言ってしまうと「エクリプス クロス(PHEVモデル)は、アウトランダーPHEVとほぼ同じ大きさで値段も近い」モデルと言えます。この点について三菱自動車の商品企画担当者に尋ねると「アウトランダーPHEVとは、デザインや見た目、そして走りの面で差別化を図っている」のだとか。ではチェックしていきましょう。
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