「LINEを始めたいけど、今さら人には聞けないよ……」というアナタ!
SNSの最新情報と若者動向を追い続けるITジャーナリスト 高橋暁子さんが、LINEの上手な使い方を基礎からやさしく伝授します。〈連載目次〉
素早くやりとりができて楽しいLINEだが、問題ある使い方をするとトラブルにつながることも。以下の点に注意して、LINEを楽しく使いこなそう。
個人的なやりとりはグループに送らない
連載第4回でご紹介した通り、LINEではプッシュ通知のため、電子メールのようにいつ送ってもよいというわけではない。同じ理由で、トークを送る回数にも配慮する必要がある。
「グループに意味がない独り言のようなトークを投稿する人がいる。通知が来る度に見るが意味がないので困っている」「スタンプを連打する子がいる。通知がたくさん届き過ぎて困っている」という話を聞く。
TwitterやFacebookなら意味がない投稿してもそのままスルーできる可能性が高いが、LINEはプッシュ通知にしている人が多い。意味がない投稿を繰り返したり、グループで複数人に送りつけると迷惑に感じられてしまう可能性が高い。
トークを送る場合は、要件をまとめて迷惑にならない時間帯に送るのがポイントだ。お喋りのような意味がないトークを送りたい場合は、複数人が参加するグループにではなく、送って問題ない相手を選んで送るのがお勧めだ。
問題あるトークは送らない
LINEのトークは友だちになった上で招待されないと見ることができない。しかし、“人の口に戸は立てられぬ”のことわざ通り、問題がある投稿はいずれ広がってしまう。
Aさんがママ友グループで、そのグループ内にはいない人Bさんの悪口を投稿。ところが、そのグループに参加していたCさんはBさんと親しかったため、画面をキャプチャしてBさんに送りつけ、大問題となってしまった。
LINEに限らず、一度送ってしまったトークなどのメッセージや画像などは消すことができない。証拠として残り、後々思わぬ問題となる可能性があるので注意が必要だ。
そのほか、他人が不快に思う内容を投稿したり、チェーンメール的な投稿(「投稿を見た人は◎人に回さないと△△になる」系の拡散を促す投稿)、LINEゲームの招待などをしつこく送りつける行為などは嫌われる可能性がある。LINEなどのSNSは公の場と考えて、投稿する内容にはくれぐれも注意しよう。
著者紹介:高橋暁子
ITジャーナリスト、コンサルタント。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。小学校教員、編集者を経て現在に至る。最新刊『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎エデュケーション新書)の他、『ソーシャルメディアを武器にするための10カ条』(マイナビ新書)、『Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本』『図解 一目でわかるITプラットフォーム』(日本実業出版社)、『ネット業界 儲けのカラクリ』(中経出版)など著作多数。http://akiakatsuki.com/ Twitterアカウントは@akiakatsuki
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