あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第621回
BMW「320i M Sport」
予算700万円台からの輸入セダン選び。BMW「3シリーズ」がメルセデス「Cクラス」より“運転が楽しい”理由
2026年04月05日 12時00分更新
BMWの中核を担うコンパクトセダン「3シリーズ」が50年を迎えました。そこで、現在販売している7代目をチェックしてみました。
誕生50周年を迎えた7代目
多彩なパワートレインを用意
現行の3シリーズが登場したのは2019年のこと。2022年にフェイスリフト(マイナーチェンジ)が行なわれ、外装のほかインフォテインメントを変更。そして、MTが廃止されました。3シリーズは7~10年周期でフルモデルチェンジしていること、そして昨年2シリーズがリニューアルしたので、次は3シリーズだと思います。
3シリーズは「318i M Sport」「320i M Sport」「320d xDrive M Sport」「330e M Sport」「M340i xDrive」の5車種がラインナップされています。主な違いはパワートレインで、318iと320iが2L 直4ターボ、320dが2L 直4ディーゼルターボ、330eが2L 直4ターボエンジンにモーターのプラグインハイブリッド。そしてM340iが、みんな大好き3L 直6ターボエンジン車になります。
そしてxDriveが4WD、ほかはFRになります。今回お借りしたのは320i M Sportという中間グレードです。ちなみに、318iと320iの違いはエンジン出力と一部装備品、そして装着オプションの有無。価格は690万円で、試乗車は約150万円分のオプションが加わり836万8000円でした。
ライバルにあたるメルセデス・ベンツのCクラスは、全長4785×全幅1820×全高1435mm。ほぼ同じサイズといっても良いでしょう。ただ、Cクラスは742万円~ですので、BMWの方が少しお求めやすくなっています。なお、Cクラスの詳細については、以下の記事をご参照ください。(Cクラスに900万円出す価値はあるか? 豪華装備の「C220d Luxury」に見る、SUVにはないセダンの底力)。
充実のラゲッジと
気が利く後席のヘッドレスト
ラゲッジの容量は480Lと、かなりの大容量。12Vアクセサリーソケットの用意がないのは残念ですが、トランクスペース側から後席が倒せるので使い勝手は良好です。
タイヤはミシュラン「パイロット・スポーツ4S」が装着されています。ホイールサイズは19インチと大径です。
2L 直列4気筒ターボエンジンは縦置きで配置。最高出力は184PS、最大トルクは300N・mと数字だけでいえば心もとないかもですが、トルクが1350rpmからピークを迎えるので不満はないでしょう。燃料はハイオクのみで、ガソリンタンク容量は59Lです。
後席は意外と足元が広くて好印象。背が高い人が乗っても、天井に頭が当たるようなことはありません。エアコンのほかUSB Type-Cを2系統用意されているのもGoodです。
感心したのはヘッドレストで、使わない時は倒すことができます。細かな部分ですが、ルームミラーから見える後席の視界が段違い! これはナイスアイデアです。
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