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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ第362回

テスラ「モデル3」は走るタブレット! アイドル寺坂ユミがその未来感に感激!

文●栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia)編集●ASCII

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テスラ

テスラ/Model 3(取材・写真はデュアルモーターのパフォーマンス仕様で700万5600円~)

 電気自動車が珍しくない昨今、都内でテスラを見ない日はありません。電気自動車の代名詞でありアメリカから来た黒船といえるテスラ「モデル3」を、このクルマが気になって仕方ないというアイドルユニット「純情のアフィリア」の寺坂ユミさんと一緒に触れていきます。

■2016年に発表されたモデル3
■日本でも充電設備が増え、街でよく見かけるように

 時を遡ること2016年。テスラのCEOであり、現在X(旧Twitter)のトップでもあるイーロン・マスク氏が、量販EV車としてモデル3を出すとアナウンスした時のことを今でも覚えています。当時、同社の電気自動車は1000万円超が当たり前。いや、電気自動車そのものが日産リーフくらいしかなかった時代です。それゆえ、普段新車が出ても報道しないマスコミ各社が「新しい時代がやってくる」と言わんばかりに「テスラからモデル3が出る」と一斉に報じたものでした。以後、発表一週間後に30万台の予約を受注したなど、色々な話題を振りまきました。

テスラ

テスラ/モデル3

 盛り上がる一方、待てど暮らせど日本にはなかなか上陸して来ず。やってきたのは2019年のことでした。噂に聞きしモデル3に触れ、今までのクルマとは、スタイリングも、室内も、インフォテインメントも、駆動方式も色々と違うモデル3に、未来を予感させるとトキメキを覚えたのを昨日のように覚えています。ただ、乗り心地などの面や自慢のインフォテインメントの動作等で「もう少し熟成が必要かも」とも思いました。

■以前のモデル3試乗記ならこちらの記事

テスラ「モデル3」の日本上陸直前に試乗会に参加。未来感あふれるインテリアとエクステリア、GT-Rなみの加速に驚かされた。

 電気自動車はインフラの兼ね合いもあり、発売したからといってスグに街で見かけるということはありません。さらにテスラは独自の充電端子を使うこと、ネット販売を中心に行なっていたことから、2021年の前半までは“もの好きが買う珍車”というイメージでした。ですが2021年後半あたりから風向きが変わり、「なんかテスラを見かけるようになったなぁ」と。それはテスラ独自の充電スポットが一気に増えたことや、世間の電気自動車に対する考え方が変わってきたことなどと関係しているようです。独自の充電スポットについての話は後ほど。

 そんなこんなで、テスラを街でみかけるようになった頃から、寺坂ユミさんこと、ASCII.jp自動車部のゆみちぃ部長は「テスラに乗ってみたい」と言い出しはじめるように。ASCII.jp自動車部の書記兼撮影係で配車担当の部員Kは、「ASCII.jpで一度テスラを取り扱ったのに、またやるの?」といったオトナの事情でまったく気乗りせず。ですがゆみちぃ部長の圧は日増しに高まり、逃げられなくなってしまい今回の試乗と相成りました。

電気自動車なので補助金が65万円
地域によってはかなりお求め安くなるモデル3

テスラ

テスラ/モデル3

 まず、ゆみちぃ部長にテスラについて尋ねてみることにしました。彼女によると「テスラって高級車って感じがします。お金持ちが乗っていそう」とのこと。「なんか環境意識の高い人とかが、ベンツやBMWの代わりにテスラに乗る、みたいな」。ちなみに輸入車というのは理解しているようですが、その生い立ちや国については、あまり詳しくない様子。つまり「なんとなくハイブランドのクルマ」というイメージなのです。

 ですが、これってスゴいことだと思いませんか? 今では高級車というイメージの強いレクサスですが、その名が広く知れ渡るのに20年近い歳月を要しました。またアウディ・ジャパンもディーラー網を整備するなどして、我が国における現在のブランド地位を確立したのです。テスラは、クルマに詳しくない人に対して「ドイツ御三家を肩を並べる高級車」というイメージを、わずか数年で植え付けることに成功しているのです。

 現在、モデル3は大きくわけて3モデル。気になるお値段は、後輪駆動のエントリーグレードが524万5600円。2モーターAWDのロングレンジが626万8600円、最上位のハイパフォーマンスが700万5600円。メルセデスのCクラスやBMWの3シリーズと比べるとお求めやすい価格なのです。これにはゆみちぃ部長は驚いたようで、さらに「国から補助金が65万円出ますよ」とお伝えすると「なんですと!」と、今度は大きな声がさらに大きく。ちなみに住んでいる地域によっては、さらに補助金が出ることを知ると……、あとはご想像にお任せします。

テスラ

全幅1850×全高1445mm

テスラ

全長4695×全高1445mm

テスラ

モデル3のリアビュー

 乗る前から大興奮のお財布部長に外観を見てもらいましょう。「街でよく見かけますけれど、近未来のクルマという感じがしますよね。これが5年以上前から売られているということが驚きです。古さを感じませんね」とのこと。そして「フロントグリルがないんですね。考えてみたらモーターだからエンジンを冷やさなくていいんですよね」と納得されていました。寸法は全長4695×全幅1850×全高1445mm。一般的な駐車場で取り回しに苦労することもなければ、普通に走っていて「大きいなぁ」と思うこともありません。

テスラ

洗車をしている様子

 この「フロントグリルがない」というのは、実は洗車がラクということにも繋がります。というのも、。夏の高速道路を走ると虫がいっぱい。これがフロントグリルまわりにベッタリとついて洗うのが大変ですし、何より拭き取る時に1本1本拭くのが……。ですがモデル3は平面なので、拭き取りがラク! コレはイイ! となるわけです。

テスラ

サービスメニューを開いた様子

テスラ

洗車モードを選択した状態

 ちなみにモデル3には、洗車モードという聞きなれないものがあります。これは洗車機を使う時に、すべてのウィンドウが閉じ、充電ポートがロックされ、ワイパー、セントリーモード、降車後オートロックおよびパーキングセンサーチャイムが無効になるというもの。これを知らないで洗車機にクルマを入れると、ワイパーが稼働するなど、色々とトラブルが起きます。こういうあたりも、今のクルマっぽいなぁと思うのです。

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