過去のアーケードタイトルが遊べる要素も!

CBTで見えた『ストリートファイター6』の魅力とは?新モード「BATTLE HUB」を中心にゲームの基本をレポート!

2022年10月21日 14時00分更新

文● 松野将太 編集●ミヤザキ

 人気対戦格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズの最新作として、2023年にPlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/PC(Steam)でリリース予定の『ストリートファイター6』。

 具体的な発売時期は明らかになっていないものの、先日の10月7日から10日にかけ、本作のクローズドβテストが実施された。有名プレイヤーの配信を見たり、SNSなどで話題となっていたのを目にした人も多いのではないだろうか。

 クローズドβテストでは、本作で導入される「ドライブシステム」など対戦の根幹に関わるシステムや、ゲームセンターを再現したかのようなオンライン上のコミュニティ空間「BATTLE HUB(バトルハブ)」に参加でき、最新作の雰囲気の一端を味わうことができた。

 この記事ではそんなクローズドβテストのプレイインプレッションを交えつつ、本作の概要を紹介していこう。

世界中を股にかけるゲームセンター「BATTLE HUB」で腕を磨き、遊ぶべし!

βテストでプレイ可能だったのは「BATTLE HUB」モードのみ

「FIGHTING GROUND」「WORLD TOUR」の2つモードはβテストではプレイできなかった

 いわゆるアーケードやトレーニングを含む「FIGHTING GROUND」、後述するアバター作成機能で製作したキャラクターを主役としたシングルプレイのストーリーモード「WORLD TOUR」など、現時点で複数の対戦モードが発表されている本作。今回のクローズドβテストでプレイできたのは、まったく新しいモードとも言える「BATTLE HUB」モードだ。

 このモードは、現実世界のゲームセンターのようなコミュニティー空間を『ストリートファイター6』のオンライン上に再現しようとする試みになっている。

アバター作成。表情から体形まで、かなり詳細な調整項目が用意されている。ボイスなども設定可能

 「BATTLE HUB」モードの開始時に、プレイヤーは容姿やファッションをカスタマイズ可能なオリジナルキャラクター「アバター」を作成することになる。

 このアバターを活用し、ハブ上でほかのプレイヤーと対戦したり、チャットやエモートでコミュニケーションを取ったり、息抜きにまったく別のゲームをプレイする、といったさまざまな体験が可能となるわけだ。

SNSなどでは極端に調整したユニークなアバターも話題になっていたが、製品版でこの調整幅が維持されるかどうかは不明

 「アバター」はボディータイプ(男性・女性)やアイデンティティ(性別)といった項目のほか、スライダーやプリセットを使った顔や体験の細かな調整、ボディペイント、ボイスなどの選択により、自分の好みに寄せたキャラクターを作成できる。

 βテスト版ながら調整項目が豊富なうえ、体形にもかなりの自由度があるため、調整次第ではかなりユニークなキャラクターメイキングも可能だった。

 「BATTLE HUB」モードではプレイヤーの分身となってゲーム内を動いてくれるが、「WORLD TOUR」モードでは技をラーニングさせてオリジナルファイターとして育成する、なんてこともできるようだ。

最大100人が入室できる「BATTLE HUB」。対戦以外にも多様なコンテンツが用意されている

アバター同士が対戦台に座ることで対戦できるのがユニーク。一人でトレーニングも可能だ

衣装などを購入可能な「ハブグッズショップ」

なんと過去のアーケードタイトルが遊べてしまう「ゲームセンター」。βテストでは日替わりで別タイトルをプレイできた

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