突然始まった「純情のアフィリア 自動車部」。前回はペーパードライバーながらも初代部長に就任した寺坂ユミさん、通称・ゆみちぃ部長に軽自動車を運転していただき、その使い勝手の高さと運転の面白さを体験してもらいました。さて2回目は、これまた日本で人気のカテゴリ「ミニバン」の今を知ってもらうべく、ふさわしいクルマを用意しました。
メンバーと一緒に出かけられる
そんなクルマにピッタリなのは!?
なぜ前回の軽自動車から一転し、ミニバンをチョイスしたのか? それは以前、ゆみちぃ部長に「クルマに乗ってどこへ行きたい?」と尋ねたところ「メンバーと一緒に富士急ハイランドに行ってみたい!」と話していたから。確かにミニバンならメンバーと一緒に富士急ハイランドに行けますね。でもなぜに富士急ハイランド? 「絶叫マシンが大好きなんですよ! でも富士急ハイランドって、電車で行くと遠いですよね。都内からの直行バスもあるんですけれど、どうしても本数とか時間が限られてしまうんですね。でも車があれば、時間の制約もないし、なによりみんなで高速代とガソリン代を割り勘すれば安く行ける!」とのこと。
当連載で「ゆみちぃ部長が運転して、メンバーと富士急ハイランドに行ってみた」の回が実現できればと思う次第です。「そしたら、メンバーの家まで送り迎えしちゃいますよ」と、夢見る部長はノリノリ。ぜひ実現したいですね。
そこで今回は、昨年11月にマイナーチェンジしたばかりのニューモデル、Hondaの「オデッセイ」をお借りしました。
オデッセイについて簡単にご紹介すると、初代が登場したのは1994年のこと。当時のミニバンとしては低めの全高と、大人数のクルマといえばワンボックスという世間の常識を覆したことが受け入れられて大ヒット。クルマはもちろんですが、当時映画化された「アダムスファミリー」の出演者が勢ぞろいするCMを思い出す人もいらっしゃるのでは?
現在は2013年に登場した5代目へと進化。歴代オデッセイの設計思想を継承しながらも、プラットフォームとパワートレインを刷新し、居住性、走り、燃費性能、デザイン、使い勝手、安全性能のすべてを進化させました。
昨年のマイナーチェンジでは、大型化したグリルなどエクステリアが変更されたほか、インテリアも大幅に刷新。メーターパネルの高精細液晶画面も3.5インチから7インチとなり、視認性がアップしました。そのほか、後述しますが日本国内では初となる、ジェスチャーコントロール・パワースライドドアを採用したほか、テールゲートも足の出し入れで開閉可能に。安全面(運転支援)のHonda SENSINGが強化され、後方に障害物があるにもかかわらずアクセルペダルを踏み込んだ場合に、急発進を防止する後方誤発進抑制機能が追加されました。
オデッセイのラインアップは、ガソリンエンジン車やハイブリッド車、さらにFFに4WD、8人乗りのほか7人乗りと実に多種多様。最もお求めやすいのが8人乗りのガソリンエンジン車である「ABSOLUTE」(FF/8人乗り:349万5000円~)、最上位が今回の試乗車であるハイブリッドの「e:HEV ABSOLUTE・EX」(FF/7人乗り:458万円)となります。
ボディーサイズは全長4855×全幅1820×全高1695mmと大柄。刷新されたフロントマスクがより、 実際の寸法以上に迫力がある1台に仕上げられています。これには自動車部顧問である担当編集のスピーディー末岡も「オデッセイって、こんなに大きいクルマでしたっけ?」と思わず声を漏らすほど。さらに「この前N-BOXを少し運転させた程度のペーパードライバーに、こんなデカいクルマを運転させる気ですか? もう少しコンパクトなミニバンもあったでしょ」と不安な表情まで浮かべます。筆者は内心「ミニバンの中で、オデッセイが一番新しいモデルだし、オデッセイが運転できれば、大抵のクルマはイケるという判断材料になる」と思って選んだのですが……。
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