ウイルス/スパイウェア対策特化の「エフセキュア アンチウイルス 2011」も提供開始
エフセキュアの2011年版セキュリティソフトはUI改善!
2010年09月16日 06時00分更新
9月15日、エフセキュアは家庭用ウイルス対策ソフトの新バージョン「エフセキュア アンチウイルス 2011」と「エフセキュア インターネット セキュリティ 2011」を発売した。
エフセキュア アンチウイルスは、ウイルス対策とスパイウェア対策に特化した製品。エフセキュア インターネット セキュリティは、上記に加えてファイアウォール、侵入防止、ペアレンタルコントロール、スパムメール対策、フィッシング対策などの機能と搭載する総合セキュリティ製品となる。
2011年版ではユーザーインターフェイスを改善。技術的な用語や表現を避け、ユーザーの判断が必要となる機会を最小限に抑え、不可避の場合をのぞいてダイアログメッセージを表示しないよう設計している。また、製品の問い合わせも、メールと電話で年中無休で受け付けており、PCに不慣れなユーザーでも安心して使えるようにしているという。
セキュリティ機能では、「エフセキュア ディープガード2.0」を搭載する。これは、仮想環境でプログラムを実行する「サンドボックス」とクラウド上のデータベースを併用することで、ゼロデイアタックによる不正プログラムを検出する技術だ。
さらに、エフセキュア インターネット セキュリティ 2011には、危険なサイトにアクセスしようとすると、警告ページを表示することで注意をうながす「ブラウザ保護」が搭載される。これにより、マルウェアのダウンロードやSEOポイズニングによって個人情報を盗む悪質なWebサイトから、ユーザーを保護する。
価格(税込)は、「エフセキュア インターネット セキュリティ 2011」のPC3台までインストール可能な1年間ライセンスのパッケージ版が5480円。同ダウンロード版とカード版はそれぞれ4580円など。
更新版はダウンロート提供のみで、1年PC3台版で3280円など。ライセンス期間内であれば、旧バージョンからのアップグレードは無料だ。