7月9日、エフセキュアは「エフセキュア アンチウイルス Windows サーバ V9.2」、「エフセキュア アンチウイルス Microsoft Exchange V9.2」を発表した。
前者は物理および仮想サーバーの保護が可能で、ウイルスやスパイウェアなどのリアルタイムスキャンとスケジュールスキャンに対応。信頼済みのプロセスをリアルタイム スキャンから除外する機能も持つ。後者はExchange Serverに対応したセキュリティソフトウェアで、送受信メールに対するリアルタイムスキャン、Webサイトや掲示板などに投稿された文書内のウイルス検出、そしてスパム対策機能を持つ。
また、両新製品は動作分析やクラウド型のホワイトリストとブラックリストに基づく、エフセキュア独自のWebブラウザ保護機能も搭載する。Webサイトのレピュテーション評価を使用するブラウザ保護に加え、エクスプロイトシールドなど、これまで数々の賞を受賞したというエフセキュアが誇る他の保護技術も搭載しているという。
IT管理者向けには中央管理に役立つオプションとして、Active Directoryとのシームレスな統合を提供する「エフセキュア ポリシー マネージャ」を用意。単一のコンソール、あるいはローカルでの管理もリモートでの管理も容易に行なえるWebベースのインターフェイスから利用可能だという。
1年あたりの製品価格は、エフセキュア アンチウイルス Windows サーバが、10~24ライセンス時(サーバー台数単位)で3万5000円/ライセンス、100~249ライセンス時で1万7500円/ライセンス。エフセキュア アンチウイルス Microsoft Exchangeは、100~249ライセンス時(Exchangeのユーザー数単位)で2440円/ライセンス、1000~2499ライセンス時で1870円/ライセンスなど。