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ブラックリスト方式による通話やメッセージの制御機能も搭載

エフセキュア、個人向けAndroidセキュリティにアプリ実行制御

2011年12月05日 11時00分更新

文● 金子拓郎/TECH.ASCII.jp

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 12月2日、エフセキュアは、Android用の個人向けセキュリティソフト「エフセキュア モバイル セキュリティ for Android」のクラウドベースのレピュテーションサービスを強化し、「アプリケーション通信制御」、「連絡先フィルタ」の2つの新機能を追加したと発表した。

インストールしたアプリがリストアップされる「アプリケーション通信制御」。許可にチェックを入れたアプリだけが利用できる

 エフセキュア モバイル セキュリティ for Androidは、3種類のプロファイルと16種類のカテゴリがあり、性的・暴力的な表現など、子供に悪影響を及ぼす可能性のあるサービスやコンテンツに対して、保護者が詳細にアクセス制限をかける「ペアレンタルコントロール」機能を搭載してきた。新たに加わったアプリケーション通信制御は、このペアレンタルコントロール機能だけでは実現できなかった詳細な制御を可能にするもの。端末にインストールされているアプリケーションをリスト化し許可したアプリケーションのみの実行を許可する、ホワイトリスト方式の制御機能だ。

「アプリケーション通信制御」が許可しないアプリをブロックした

 もう1つの連絡先フィルタは、ユーザーもしくは保護者が安全な連絡先をブラックリスト方式で定義することで、通話やテキストメッセージ、マルチメディアによるメッセージを制御する機能だ。不要な電話やテキストメッセージに加え、広告やスパムを回避できるほか、セクスティング(自らのプライベート画像を携帯電話で他人に送信する行為)や、いじめなどの悪質な行為を防ぐことができるとしている。

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