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米SGI、Itanium 2搭載大規模Linuxサーバ『Altix 3000』を発表─日本では今月末に発表か

2003年01月09日 17時08分更新

文● 編集部

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米SGIは、Itanium 2を搭載したLinuxサーバ『SGI Altix 3000』を発表した。

『SGI Altix 3000』『SGI Altix 3000』

『SGI Altix 3000』は、SGIの共有メモリアーキテクチャ“NUMALink”を採用し、最大64基のItanium 2と512GBのメモリ上で単一のLinuxシステムを動作させることが可能なサーバ。専用のインターコネクトを利用して複数のノードを接続し、将来的には数千プロセッサのクラスタシステムを構築することも可能になるという。

米SGIのプレスリリースによれば、『SGI Altix 3000』はエントリーレベルのデスクサイドモデルと、スケーラブルなスーパークラスタモデルが用意され、いずれも2003年第1四半期に出荷を開始するという。それぞれの価格は、デスクサイドモデルは4CPU、32GBメモリ構成のモデルが7万176ドルから、スーパークラスタモデルは64プロセッサのモデルが112万9262ドルから。研究機関や製造業、政府および防衛産業向けに販売されるようだ。

日本SGI(株)の広報担当者によると、国内での『SGI Altix 3000』の発表は今月末に行なわれる予定だという。現在のところ、国内版の構成や価格は明らかにされていない。

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