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SGI、フラット型液晶ディスプレイ『Silicon Graphics 1600SW』でLinuxに対応

1999年06月30日 00時00分更新

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米SGIは28日(現地時間)、17.3インチTFTカラー液晶ディスプレイ『Silicon Graphics 1600SW』において、Linuxをサポートすることを発表した。これは、同ディスプレイで採用している、米Number Nine Visual Technology社のグラフィックアクセラレータ『Revolution IV 』をサポートするXFree86 3.3.3.1用ドライバを公開したことによるもの。

『Silicon Graphics 1600SW』『Silicon Graphics 1600SW』

『1600SW』と『Revolution IV 』を一緒にして、『Digital Flat Panel Solution Pack』として販売する。価格は2795ドル(約33万8000円)。3年間のサポートが提供される。

『1600SW』は、最大解像度は1600×1024ドット、最大表示色は1670万色のフラット液晶ディスプレイ。'98年の11月発売以来、SGIのUNIXワークステーション『O2ワークステーション』、また'99年2月発売のWindows NTワークステーション『Silicon Graphics 320/540』とセットで販売されている。単体での販売は、現在のところ行なわれていない。今回、『1600SW』がLinuxにも対応するが、どの製品群と一緒に販売されるのか、また新たに単体での販売になるのかは明らかにされていない。

なお、日本SGI(株)によれば、国内での同様の展開については、現在はノーコメントとしている。

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