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米SGI、XFSのソースコードの一部をGPLで公開

1999年08月16日 20時48分更新

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 米SGIは、ファイルシステム「XFS」のソースコードの一部をLinuxに移植して、GPLのもとで公開した。XFSは同社のOS「IRIX」で使われているファイルシステム。XFSをLinuxに移植するということは、5月に発表されている。今回公開したのはソースコードのごく一部分であるため、これだけではXFSを使用することができない。

 XFSの特徴は、ファイルシステムを更新する際にログをとる(ジャーナリングファイルシステム)ため、突然のシステムクラッシュでもファイルシステムの修復が極めて速いことなど。現在Linuxで主流のファイルシステム「ext2」では、fsckによる修復に時間がかかってしまう。また、32bitファイルシステムであるext2では2GBを超えるファイルを扱うことができないのに対し、XFSは64bitファイルシステムであるため非常に大きなファイルを扱うことができる。

 いま開発中のLinux用ファイルシステムには、XFSのほか、Stephen C. Tweedie氏によるext2の後継ファイルシステム「ext3」、Hans Reiser氏による速度向上を狙った「reiserfs」、ext2などにロギング機能を追加した「dtfs」などがある。

 米SGIの5月の発表では、XFSをどのようなライセンスで公開するかは明らかにされていなかった。もしGPL以外であれば、カーネルソースに直接統合することができないが、今回ソースコードをGPLで公開すると発表したことにより、XFSが標準のカーネルに取り込まれることが期待できる。

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