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LinuxWorld Conference & Expo New York 2001 速報レポート(その1)

2001年02月02日 09時00分更新

文● 宮原徹

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日本の皆さん、こんにちは。み。@NYです。

毎回お馴染みになりました、米国で開催されているLinuxWorld Conference & Expoのようすを当地より速報でお伝えいたします。

1月30日

NYといえば自由の女神でしょ、というわけで、アメリカ横断ウルトラクイズのテーマ曲を口ずさみながらリバティ島へ。地下鉄に乗りマンハッタン島の南端からリバティ島行きの船に乗ります。

あいにくの天気でしたが、船が島に近づくとその姿がはっきりと見えました。

自由の女神写真

自由の女神がフランスから贈られたのは有名な話ですが、私は今までこの像、コンクリートで作られているのかと思っていました。でも実は、鋳造された金属の板を何百枚も繋ぎ合わせてできているんですね。ですので、中は空洞になっていて、階段を354段登ると頭のところまで行くことができます。一番てっぺんまで行って記念撮影。背景に写っている窓が王冠の部分です。分かるかなあ?

内部記念写真

現在ではもうすでに、船による移民というのはほぼないそうですが、新天地を求めてやってきたフロンティア達を最初に出迎えた自由の女神。こんなところに、アメリカの自由闊達な精神が象徴されているのではないでしょうか。本来、自由とは何か、考えさせられるのでした。

1月31日

今日から本格的にLinuxWorldが開始されます。会場のJacob Javits Convention Centerへ。

基調講演:米IBM

基調講演のトップを飾ったのは東海岸がお膝元でもあるIBM。President & COO(社長兼最高執行責任者)であるSamuel Palmisano氏がスピーカーを務めるほどの力の入れようである。

IBM基調講演

講演内容で特に強調していたのが「Linuxがビジネスになりつつある」、そして今年はエンタープライズレベルのソリューションにまでLinuxが採用されるだろうということ。講演の合間にIBMのLinuxソリューションを採用した顧客のインタビュービデオが流れるのだが、今回初めて公開された石油大手の米Shellなど、非常に有名な企業までもが、Linuxによる業務ソリューションを採用しつつあることをアピールした(Shellの場合は石油採掘のための分析予測システムにLinuxを導入したようだ)。

IBMは、Linuxに対して大規模な人員および予算を投入していく発表をしてきているが、今後もこの路線に変わりはないようだ。主にサービスに関して力を入れていくようだが、製品開発においても何か新しいものが出てくることを期待したい。



IDG/Linus Torvalds Award表彰式

基調講演終了後、活発に活動を行なっているコミュニティに対して贈られるIDG/Linus Torvalds Awardの表彰式が行なわれた。今回表彰されたのはWindowsネットワーク用のファイルサーバ「Samba」を開発しているSamba Teamだ。Samba Teamには賞金2万5000ドルが贈られた。

授賞式写真
右よりLinus Torvalds,一人飛んでSamba TeamのAndrew Tridgell,同じくJeremy Allison

The Golden Penguin Bowlクイズ大会

午後からは前回に引き続き「金のペンギン賞」を賭けたクイズ大会が開催された。GEEKSチームとNERDSチーム(どちらもヲタクの意)に分かれて、ヲタク度を競うクイズ大会なのだが、今回は一般会場からの飛び入り解答者も入って6対6で争われた。しかし、飛び入りを募る際に「誰かLinuxのコードに貢献してる人はいませんか?」という呼び掛けに対して挙手した人の中から選ばれて壇上に登ったのがLinus Torvaldsだったのには会場内も大爆笑。

Geeksチーム写真
GEEKSチーム

NERDSチーム写真
NERDSチーム

クイズのほうも、SFネタあり、アニメネタあり、古いコンピュータネタありと、難問奇問が続出し、ヲタク度の高い内容だった。なぜか映画「エイリアン」に関する問題が多かったのは出題者の好みだったのか?

結局、分からない問題は答えずに減点を避けるという作戦に出たNERDSチームが、果敢に解答するも間違えて減点ばかり喰らってしまったGEEKSチームを大きく引き離し、優勝した。

勝ったNERDSチーム写真
NERDSチームが勝利した。

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