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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ第547回

地上の帝王 Mercedes-AMG「GT63」は高速道路こそ生きる道! ハイパワーだけど電子制御で安心

文●栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII 車両協力●メルセデス・ベンツ日本

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日本の一般道には合わないが
高速道路ではまさに水を得た魚!

ベンツ

 都内の一般道ではワイド&ローは運転しづらいというより、道に合わなすぎるのが正直なところ。さらにハードな乗り味は、容赦なくドライバーに衝撃を伝えてきます。メルセデスの乗り心地のまま速いクルマかと思ったら大間違いで、高級スポーツカーの中でも屈指のハードコア。そこにV8エンジン特有のドロドロした排気音と大型ボディーはアメ車の世界です。都内の渋滞はストレスでしかありません。

 やはり高速レイアウトのサーキット走行でないと、このクルマの良さは味わえないのでは? と思いながら高速道路へ。合流でアクセルを少し踏み込んだ瞬間、V8ツインターボの図太いトルクを、最新の四輪制御技術が余すことなく地面に伝え、怒涛の加速!

 濃厚な瞬間に「この瞬間がAMGだよね」と思わすニンマリ。巡行でもV8の排気音とあいまって、極上のロングツーリングが楽しめる1台であると断言できましょう。そして追い越し車線を走れば、モーゼの海割りのごとく前走車が避けていく……。

ベンツ
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 自動車庫入れ機能などもあるので、車庫入れはラクラク。「スポーツカーでこんな機能があるのか?」と驚くとともに、慣れない左ハンドルでの車庫入れで戸惑うなら、この機能を使った方が安心安全です。正直、何度も利用しました……。

ベンツ

 「できれば近づきたくない」と思っていたAMG。ですがクルマを返却してからは、心にポッカリと穴が開いたまま。C63を「地上の暴君」とたとえましたが、GT63は「地上の帝王」といったところ。同価格のハイブランドスポーツカーにはないテイストに、AMGに心が奪われたことを正直に告白します。

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