機能が豊富でボタンも多いので
使いこなすには慣れが必要
GLE63 S 4MATIC+は、左ハンドルのみの設定。重厚なインテリアデザインは、メルセデスらしい高級感。その中で、カーボン加飾パネルをおごるあたりはMercedes-AMGならではです。
モニターはトラックパッドで操作可能。使いやすいか? と聞かれると、正直操作しづらかったり……。直接画面を触った方がいいのですが、光沢液晶ゆえ画面が指紋で汚れます。これが実に悩ましい限りです。
運転席側のUSB端子もType-C。ワイヤレス充電対応のスマホホルダーも用意されています。
車両の機能面では、車高の上げ下げが可能であるほか、ステアリングホイール側でサスペンションセッティングをはじめ、各種ドライビング設定が変更できます。
それゆえか、ステアリングにボタンが多く、慣れるまで時間がかかりそうです。若い人にはいいけれど、オッサンには……などと思ってしまいました。
足周りは一般道では硬く、高速ではちょうどいい
Mercedes-AMGのエンブレムを見るたび身構える筆者ですが、それは値段ではなく、過去に何度も暴力的なパワーに肝を冷やしたから。それはGLEでも変わりません。アクセルを踏めば背中がシートに張り付き、思わずステアリングを握る手に力が入ります。
そしてもうひとつ、Mercedes-AMGで覚悟が必要なのが硬い足まわり。特に街乗りでは、衝撃の度に背骨が頭から突き出すかのような衝撃に閉口しました。ところが、高速道路では逆にこれがコンフォータブルで、むしろ「ホントにこれはAMGなのか?」と思うほどの穏やかさです。これならガソリンが尽きるまで走れそうです。
本機のライバルはBMWのXMでしょう。あちらの方がモーターパワーによってトルクはモリモリだし、乗り心地もハード。見た目も含め若さを感じさせます。自分が若くして成功したIT長者かYouTuberの30代ならBMWを選んでいたかもしれません。けれど年を重ねた今ならMercedes-AMGを選ぶでしょう。気持ちは若いのですが、ハードなクルマに体が付いていかないのです……。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
この連載の記事
- 第660回
自動車
【鼻血レベルの完成度】GRヤリスが「26式」へ進化! ステアリングとタイヤだけのためにここまでやる!? - 第659回
自動車
排気量アップでプラス38万円はバグ!? トヨタの良心「カローラクロス GR SPORT」がコスパ最強な理由 - 第658回
自動車
補助金マジックで話題のホンダ「Super-ONE」は340万円払って買う価値はある! - 第657回
自動車
あのジムニーノマドより小回りが利く!? 街乗りに最適すぎるスズキのEV「eビターラ」 - 第656回
自動車
日本で10番目に売れている輸入車がスウェーデンのボルボ「V60」って知ってた? - 第655回
自動車
ミニバンのオラオラ顔に疲れた人へ。フランスの癒やし系、ルノー「グランカングー」という選択肢 - 第654回
自動車
200万円台で狙えるアウトランダーPHEV(2代目) 現行型が出た今が大チャンス!? - 第653回
自動車
3列シートで6人乗車も! 極上オーディオ完備のベンツ「GLE」が家族持ちにもぶっ刺さる3つの理由 - 第652回
自動車
【驚愕】遺体は法律上「物」扱い!? 霊柩車が普通免許で運転できる意外すぎる理由 - 第651回
自動車
【ランクル250と何が違う?】約500万円高いレクサス「GX550」に乗ってわかった“価格差の正体”










