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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ第500回

612馬力の超弩級SUV「Mercedes-AMG GLE63 S 4MATIC+」はクルマのジキルとハイドだ!

文●栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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機能が豊富でボタンも多いので
使いこなすには慣れが必要

AMG
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 GLE63 S 4MATIC+は、左ハンドルのみの設定。重厚なインテリアデザインは、メルセデスらしい高級感。その中で、カーボン加飾パネルをおごるあたりはMercedes-AMGならではです。

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 モニターはトラックパッドで操作可能。使いやすいか? と聞かれると、正直操作しづらかったり……。直接画面を触った方がいいのですが、光沢液晶ゆえ画面が指紋で汚れます。これが実に悩ましい限りです。

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 運転席側のUSB端子もType-C。ワイヤレス充電対応のスマホホルダーも用意されています。

AMG
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 車両の機能面では、車高の上げ下げが可能であるほか、ステアリングホイール側でサスペンションセッティングをはじめ、各種ドライビング設定が変更できます。

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 それゆえか、ステアリングにボタンが多く、慣れるまで時間がかかりそうです。若い人にはいいけれど、オッサンには……などと思ってしまいました。

足周りは一般道では硬く、高速ではちょうどいい

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 Mercedes-AMGのエンブレムを見るたび身構える筆者ですが、それは値段ではなく、過去に何度も暴力的なパワーに肝を冷やしたから。それはGLEでも変わりません。アクセルを踏めば背中がシートに張り付き、思わずステアリングを握る手に力が入ります。

 そしてもうひとつ、Mercedes-AMGで覚悟が必要なのが硬い足まわり。特に街乗りでは、衝撃の度に背骨が頭から突き出すかのような衝撃に閉口しました。ところが、高速道路では逆にこれがコンフォータブルで、むしろ「ホントにこれはAMGなのか?」と思うほどの穏やかさです。これならガソリンが尽きるまで走れそうです。

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BMW/XMレーベル

 本機のライバルはBMWのXMでしょう。あちらの方がモーターパワーによってトルクはモリモリだし、乗り心地もハード。見た目も含め若さを感じさせます。自分が若くして成功したIT長者かYouTuberの30代ならBMWを選んでいたかもしれません。けれど年を重ねた今ならMercedes-AMGを選ぶでしょう。気持ちは若いのですが、ハードなクルマに体が付いていかないのです……。

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