専用の足回りで車高がかなり低くなる
マカンとマカンTの違いは足回りで、ダンパーには「PASM」(ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジメント)を標準装備。モードに応じて減衰力が適宜アジャストされる。また、そこに組み合わされる専用のスプリングにより、車高も通常より15mm低く設定されている。
そして試乗車はオプション設定の車高調整機構付きエアサスペンションに変更。任意で車高が変えられ、スポーツプラスモードを選べば、さらに10mm低くなる。ホイールサイズはマカンSと同じ20インチで、タイヤサイズは前が265/45R20、後ろが295/40R20。ポルシェだから履くタイヤはミシュランかと思いきやピレリだった。
荷室はSUVらしく大容量。しかも、荷物の出し入れ時に便利な車高を下げる機能を有している。その一方、走行中にポータブルバッテリーを充電するのに便利なアクセサリーソケットや、大きなプライバシートレイを収納する場所が見当たらなかったのは残念だ。
インテリアはシンプルだが上質感のあるデザイン
インテリアは黒で統一されたシックなもの。シートは8Wayの電動調整式スポーツシートを標準装備。さらにスポーツクロノストップウォッチやマルチファンクションGTステアリングホイールも装備。これらはオプションになっていることが多いので、お買い得感がある。
クルーズコントロールはフォルクスワーゲン系らしく、左手コラムに用意。アダプティブクルーズコントロール機能付きだが、車線監視はレーンキーピングアシスト(8万8000円)とオプション。
ポルシェのほかのモデル同様、ステアリングホイールに走行モード切替と、フルブーストボタンを用意。20秒間、ハイパフォーマンスで走行できるのだが、おそろしくて使うことはなかった……。
メーターはフル液晶ではなく、機械式の速度計とエンジン回転計とインフォメーションディスプレイの3眼式。きちんとローカライズされており、何が書いてあるかワカラナイということはない。
センターコンソールの幅はかなりあり、それゆえか外観とは異なり車内はタイトな印象。車高ボタンのほか、排気音変更ボタン、サスペンションセッティングボタンが用意され、スポーツ感を演出している。
リアシートはサイズなり、といったところ。クーペスタイルだからといって、頭が当たるようなことはないが、リアドアの開口面積は狭く、乗降に関してはやや不便だと感じた。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
この連載の記事
- 第698回
自動車
燃費28km/L超えは当たり前!? トヨタの新型アクアがセンチュリー譲りの「スムーズストップ」を手に入れた理由 - 第697回
自動車
テスラとは違うドイツの完璧主義。メルセデス「EQE SUV」の凄みと「乗せられ感」の正体 - 第696回
自動車
200万円台で買えるV8レクサス! 初代LS後期型が今、中古車で最高に狙い目な4つの理由 - 第695回
自動車
電動化してもやっぱりポルシェだった! 新型SUV「カイエン エレクトリック」のブレない本質 - 第694回
自動車
ラッコと一緒に、東北にいるホワイトライオンに会ってきた【BYD RACCO長距離レビュー】 - 第693回
自動車
日産「セレナ ルキシオン」はニアジョイも「新幹線より快適」と絶賛! 600km走破してわかった推せる理由 - 第692回
自動車
日産のSUV「新型キックス」の静粛性はライバルを圧倒。10年かけて進化したe-POWERの完成度が高すぎる - 第691回
自動車
520万円から買えるオシャレSUV! 隠れキャラ満載のJeep「コンパス」に大人の遊び心を見た - 第690回
自動車
750万円の水素SUV「NEXO」フルモデルチェンジ! EV時代にあえて燃料電池車を選ぶ理由はあるか? - 第689回
自動車
エンタメはスマホ任せの潔さ! スズキらしい“超実用主義”な「スズキコネクト」レビュー

























