あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ第410回

スバル「レヴォーグ」はSTIグレードがオススメ! 1週間乗ってわかった完成度の高さ

文●矢田部明子 写真●吉野健一 編集●ASCII

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スバル

 クルマ好き女子の矢田部明子です。今回は、スバル「レヴォーグ」についてレポートします。「家族のクルマなら何を買う? ミニバン以外で!」という方がいらっしゃったら、ぜひオススメしたいのが「レヴォーグ」です! お財布に優しく、運転が好きな人に優しく、収納や使い勝手に重きを置いているなど、多くの人に刺さるクルマだからです。

 そんなレヴォーグを1週間ほど日常使いをしてみて、その中で気付いた「良かったこと&悪かったこと」を包み隠さずお伝えします。購入を考えている方は、参考にしてください!

スバル「レヴォーグ」ってどんなクルマ?

 新型レヴォーグといえば、2020~2021年のカー・オブ・ザ・イヤーに輝いたクルマです! ちなみに、個人的には2020年に登場したたくさんの新車の中で、試乗してみて一番グッときたのがレヴォーグでした。私でも良いクルマだと分かるくらいコスパ&乗り心地、その他の性能のバランスが見事にとれていて、総合的に◎なクルマだと感じました。

 走行モードの豊富さから運転が楽しくなる、疲れにくい、同乗者も快適で、長距離を運転する機会の多い方には特にオススメです。

スバル「レヴォーグ」の主なスペック
サイズ 全長4755×全幅1795×全高1500mm
ホイールベース 2670mm
車重 1600kg
エンジン 1800cc 水平対向4気筒
最高出力 177PS(130kW)/ 5200-5600rpm
最大トルク 300N・m(30.6kgf・m)/ 1600-3600rpm
価格 434万5000円

 それでは、細かくチェックしていきましょう!

レヴォーグの良いところ その1
内外装のデザイン

スバル

 フロントは、スバル車らしい質実剛健なデザインになっています。なんとなく、インプレッサを彷彿とさせる……のは、私だけでしょうか?

スバル

 フェンダーの張り出しがレヴォーグの大きな特徴で、ヘッドランプ下が深くえぐれているので、より立体的に見えます。また、フロントグリル中央からリアに向かってエッジが立っているので、前から風を受けて走っているかのような疾走感のあるデザインとなっています。

スバル

 リアの方が上がっているように見えるので、前のめりになっているみたいです。今にも走り出しそうに見える、面白いデザインです。

スバル

 ちなみに、STIのロゴはなぜピンク色か知っていますか? 気になって調べたところ、これは桜をイメージしているそうです。1990年代にSTIが登場した際は、もっと明るいピンクだったそうですよ!

スバル

 STIグレードということもあり、とてもスポーティーなデザインになっています。たとえば、グローブボックス上部に赤いステッチが施されていたり、メタリックな質感の部分がところどころにあります。

スバル

 また、ドアハンドル付近も樹脂カーボンになっていて、スポーツカーを連想させます

レヴォーグの良いところ その1
ワゴンらしい広々な居住性

スバル

 身長158cmの私が座って、足元はこんな感じです。狭いと感じる人は居ないだろうと思えるくらい、広々としています。

スバル

 座面を1番下にして座った状態で、ヘッドクリアランスは拳5個分くらい。座面を1番上にした状態で拳3個分くらいです。ハンドルは、チルトテレスコが可能となっています。

スバル

 後席は前後にスライド&リクライニングができません。前席を1番後ろにした状態にして、膝から前席までの距離は拳1.2個分くらい。前席を1番前にした状態で、拳6個分くらいの距離があります。

レヴォーグの良いところ その3
車内装備の使い勝手の良さ

スバル

 ドリンクホルダーは運転席ドア内側と、センターコンソールに付いています。真ん中の仕切り板をつまむと外せるので、お掃除も楽々です。

スバル

 ちなみに、小物入れの床底も外せるようになっているので、お掃除しやすいですよ。

スバル

 大きめの収納箇所には、紙パックが余裕で入るスペースがあります。

スバル

 USBポート&その下には収納スペースがあります。ですが、スマホを入れると少しはみ出てしまう……。さらに、その近くにはシフトレバーがあるので、有線で充電する人は気になる人はいるかも?

スバル

 ステアリングの角度&ナビの設置角度を一緒にすることで、運転席に座った状態での操作がかなりしやすかったです。操作性の良さが安全面にも繋がってくると思うので、このこだわりポイントはとても良いと感じました。

スバル

 後席ドアの内側には、ドリンクホルダー&小物を入れられる収納スペースがあります。

スバル

 後席中央には、アームレストとドリンクホルダーがあり、ペットボトル2本分を置けます。センターコンソール後ろ部分にはUSBポートがあるので、後席でもスマホ充電が可能です。両サイドには、シートヒーターボタンがあります。

レヴォーグの良いところ その4
広々で荷物が積みやすい収納

スバル

 リアゲートは、鍵を持っていれば肘をかざすだけで開けることができます。荷物を両手に持っていて、手がふさがっている際には、とても便利です。

スバル

 荷室に座ってみると、足元広々で余裕があります。

スバル

 床面を取り外すと、かなり深さのある収納スペースが! なんと、おへそくらいまで深さがあってビックリ。

スバル

 後席を前へ倒すとフルフラットになるので、荷物も詰め込みやすく、車中泊もできちゃいます。私が寝転んでみたところ、余裕で寝られるくらいスペースが広いです。

レヴォーグの良いところ その5
安心の走行性能

スバル

 高速道路で重宝したのは、運転支援システムです。ハンドル右側に付いているクルーズコントロール機能は、自分が設定した車間距離を保ちつつ前方車両について行ってくれるので、運転がとてもラクでした。走行中、別車線から割り込んできた車両も検知し、その車両との距離を再度設定してくれます。

 また、エンジン音は走ってるときの気分を上げてくれる心地良いサウンドになっています。カーブの際はブレずにピターっと路面に密着して進んでくれるし、ハンドルも細くて握りやすいので、運転が苦手な人でも安心して乗車&運転できます。

どのグレードがオススメ?

 レヴォーグはSTIグレードが買い! 1800ccのベースグレードが363万円~で、STIグレードが434万5000円~と、その差は70万円くらいです。たとえば、走行モードが選べる、高速道路で運転支援システムが充実しているなど、スバル車はグレードによって中身が結構変わってきます。

 そして、ベースグレードだとこの機能が付いていない、あの装備がないなんてことも。10~20年と長いスパンで乗ろうと考えている方は、少し予算オーバーしても上位グレードを選ぶべきだと思います。装備や機能を気にしないならベースグレートでもいいでしょう。

 今回は「レヴォーグ」の長期レビューをしました! この記事では最低限押さえておきたいポイントを、動画では重箱の隅をつつくように詳しく解説&若干辛口コメントもしているので、よろしければご覧ください。

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筆者紹介:矢田部明子

 中学生の頃、クルマのメカニズムに興味を持ち工業高等専門学校に入学。専門的な知識を学んできました。もちろん、クルマに乗るのも大好きで「ランドクルーザー60→ランドクルーザー76」と乗りついでいます。最近の唯一の癒しは、週末にオフロードに出かけることです!

 クルマのメンテナンスなど工業高等専門学校で学んだ知識と経験を活かして、様々な角度からお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

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