シートが大きいので長距離移動も疲れにくい
運転席はシビックに似た雰囲気。「ここも対称設計なんですね」と感心するゆみちぃ部長。「シートが大きく、ゆったりしていてイイですね」だそうで、長距離クルーズも快適そのものです。「この網目になっているのって、掃除が大変じゃないですか?」と、謎の心配が発動。以前、Hondaの開発者にそのことを指摘したところ「掃除機があればスグに綺麗になりますよ」とのことでした。
そしてナビを見て「Androidっぽい感じがしますね。これは以前取材しましたね」と、しっかり覚えていらっしゃる寺坂さん。スマホでのエアコンコントロールなどは「夏場にはとてもイイですよね!」と笑顔をみせます。
バイザー裏のミラーなどもチェックするのがASCII.jp自動車部のクルマレビュー。最近はスライドタイプのフタが増えつつありますが、ZR-V e:HEVは伝統的な上跳ねのフタ式。こちらの方がバイザーをたためば一緒に閉められるので便利です。そして照明が真正面にあるのも◎。最近は上につけるタイプもあるのですが、お化粧チェックをされる際は真正面の方がいいようです。
天井面もチェックしましょう。最近では当たり前のSOSボタンがあります。室内灯はLEDで、夜でも適度な明るさが得られます。そしてサングラスホルダーがあり、オヤジ心をくすぐります! アームレストはかなり深め。長財布とか入れるのに重宝します。
ASCII.jpの自動車レビューは「デジタル視点の車レビュー」が売り文句。ということで、スマホ関係のチェックは他媒体よりかなり厳しめです。ZR-V e:HEVは、スマホ関係に関しては、「これは……」と思うところがいくつかあります。
まずセンターコンソール、ドリンクホルダーの先にあるスマホトレイから。オプションでワイヤレス充電に対応するのですが、この位置が横向き。つまり置く時と取りだす時に手首をひねる動きが必要になります。さらにワイヤレス充電をする際、電源ボタンを入れなければならないのですが、この位置が奥にあり押しづらかったり。USBケーブルをつなげようとすると、ドライブモードセレクター側にあるため、ドリンクホルダーを跨いでしまうことがあります。
ならばとスマホを二階建てのセンターコンソールの下側に置こうとすると、これが置きづらい&取り出しづらい上に、iPhone 14 Pro Maxなどの大型端末だとケーブルがグキッとなります。もう少し手前から開口部があり、そして前後に長いといいなと思いました。
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