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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ第328回

現役モデルも惚れてしまう「フェアレディZ」のスポーティーな走りと存在感

文●栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

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クラッチに苦戦も乗り始めると軽快

 ということで、クラッチを切り、ギアを1速に入れて、半クラッチで徐行する唯さん。ですが「なんかクラッチがつながる場所が奥で、しかもスグにつながっちゃう印象です」と、少しだけ違和感を覚えた様子。「でも全然平気です」と笑顔でクルマを滑らせます。ちなみに同行したスタッフはエンストすること数回……。信号が青になりエンストすると、後続車両から怒涛のクラクション攻撃。焦ってまたエンストして、またしてもクラクションの嵐。世間はマニュアル車に、もう少し優しくしてもいいのではないでしょうか?

 「意外と軽快な乗り味なのですね」と、言葉を弾ませながら街を駆け抜けます。筆者の記憶で恐縮ですが、先代は結構重厚な乗り味で安定感抜群という印象を受けたのですが、今回のZは重厚よりも軽快という言葉が似合いそう。言い換えるなら「グランツーリング」というより「スポーツ」のクルマといえそうです。

 その証拠? として、フェアレディZには「プロパイロット」は付いていません。「イマドキのクルマで、運転支援がついていないの?」と、スタッフは驚いたのですが「いるんですか?」と、スタッフより若い唯さんは不思議な顔。

 「高速道路でラクなんですよ。このクルマ」と声を弾ませながらステアリングを握る唯さん。「直進安定性が高いから、とてもラクですね。そして踏むと適度に良い音がするのもイイです。クルマが走りたがっているみたい」というように、積極的に運転を楽むことに長けた、スポーツカーらしい乗り味に満足のようでうです。

 両手両足を駆使して操るマニュアルトランスミッション車。オートマチックトランスミッションの方が速く走れる時代になっても、左足でクラッチを切り、左手(もしくは右手)で変速レバーを操る喜びは、何にも代えられません。「やっぱりMTって楽しいですね」と目を細める彼女の姿を見て、その言葉に嘘偽りはなし。「このクルマで色々なところに行きたいですね」と白い歯を見せていました。

■関連サイト

モデル紹介――新 唯(あらた ゆい)

 10月5日栃木県生まれ。ファッションモデルとしての活動のほか、マルチタレントを目指し演技を勉強中。また2022年はSUPER GTに参戦するModulo NAKAJIMA RACINGのレースクイーン「2022 Moduloスマイル」として、グリッドに華を添えた。

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