エクストレイル 推しポイント「VCターボ」
広報さんの推しポイント2つ目は、世界初のVCターボ(可変圧縮比エンジン)にe-POWERを組み合わせた新型パワーユニット。なんだか難しい言葉が出てきたので、少し詳しく教えてもらいましょう。まずはe-POWERについて。
e-POWERは、日産自動車が2016年に先代ノートで初めて採用したハイブリッドシステムのこと。エンジンが駆動も行なうパラレルハイブリッドとは異なり、エンジンは発電のみに徹し、駆動はモーターのみというシリーズハイブリッドです。エンジンを最も効率のよいポイントで発電するため燃費向上が期待できますし、電気自動車のような加速フィールや静粛性が得られると、よいところどりのシステムなのです。
電気自動車に魅力を感じているゆみちぃ部長。ですが「長距離を走る時、どうしても充電が怖いですよね。いまだ数が少ないでしょうし」というように、インフラに不安を覚える方は多いかと思います。実際、日本全国のEV充電スタンドが検索できる情報共有サイト「GoGoEV」によると、2022年12月時点で充電スタンド登録拠点数は1万9487拠点。そのうちCHAdeMO(急速)は8114拠点なのだとか。残りは満充電まで十何時間もかかる普通充電……。結果、ガソリンエンジン搭載車が現実的選択肢となるわけですが、BEVの魅力には逆らえないという揺れる乙女心を、e-POWERは満たしてくれるというわけです。
続いてVCターボについて。これはピストンのストローク量を任意に変化させることで圧縮比を変えるというスゴいシステム。つまり排気量を任意に変更できるのです。結果、1つのエンジンで、燃費とパフォーマンスを両立させることができるのだそう。どうやらジェネレーターを始動する時には大トルクが必要になるのですが、その時、排気量をあげる方向に動かせば、振動を抑えて静粛性が確保できるというわけ。
一方、回転し続ける時は大きなトルクは必要がない=大排気量は必要ないので、圧縮比を高め(排気量を下げ)て燃費効率をよくする、という考えのようです。ちなみに、日産自動車では2025年までにVCターボエンジンの熱効率を現在の40~50%へと引き上げることを目標にしているのだとか。4割でも凄いのに5割って……。
エクストレイル 推しポイント「e-4ORCE」
最後の広報さん推しポイントは、モーターとブレーキを連携させた先進の4輪制御技術e-4ORCEです。コーナーリング時に生まれる内輪・外輪のなどを細かく制御することで、快適かつ意のままに走れるのだとか。さらに停止時にガックンとなりづらいとか。「うーん?」と可愛く首をかしげるゆみちぃ部長。そこで動画でわかりやすくイメージしてもらいましょう、と出てきたのはカウンターでラーメンを運ぶクルマ。
動画を見たゆみちぃ部長は「ラーメンが食べたい」、部員Kのお目付け役で会計担当の部員Sは「紙コップに入れた水をこぼさないで峠を走れるんですか?」と言い出し、部員Kも広報さんに「エクストレイルでラーメンを配達したらこぼさないんですか?」と質問する始末。広報さんは「あくまでイメージとして」と笑いながら答えられました。ということで、ラーメン食べたい部長を連れて、クルマを触りに行きましょう。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
この連載の記事
- 第666回
自動車
国産ミニバンに飽きたらコレ! クセ強なフランス車「ベルランゴ」は長距離ドライブの最高の相棒だった - 第665回
自動車
【独御三家SUV対決】新型アウディ「Q3」登場! BMW「X1」、ベンツ「GLA」と比較してわかった真の買いモデル - 第664回
自動車
日産「セレナ」は上位グレード限定の“特権”に注意! 2026年最新版の進化ポイントを解説 - 第663回
自動車
「こんな小せぇJeepがあるか!」本国アメリカ人も驚く極小ハイブリッドSUVが日本上陸 - 第662回
自動車
見た目は同じでも中身は別次元。ダイハツ「eアトレー」が最強の“はたらくクルマ”である4つの理由 - 第661回
自動車
【実走テスト】ツルツル路面でも驚きのグリップ! 氷上性能に特化したダンロップ「ICE PRO」がもたらす究極の安心感 - 第660回
自動車
【鼻血レベルの完成度】GRヤリスが「26式」へ進化! ステアリングとタイヤだけのためにここまでやる!? - 第659回
自動車
排気量アップでプラス38万円はバグ!? トヨタの良心「カローラクロス GR SPORT」がコスパ最強な理由 - 第658回
自動車
補助金マジックで話題のホンダ「Super-ONE」は340万円払って買う価値はある! - 第657回
自動車
あのジムニーノマドより小回りが利く!? 街乗りに最適すぎるスズキのEV「eビターラ」









