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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ第264回

ルノー新開発のハイブリッドを搭載した「ルーテシア E-TECH ハイブリッド」はエコと楽しさが両立できている

文●栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

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後ろは狭いが前は快適!
運転支援もしっかり装備で安心

ミラーをたたむ際は、十字キーの下側を長押しする

 フロントの2座は快適志向。いわゆる大衆車、ノンプレミアムのクルマなので室内の質感というか使っている素材はそれなりなのですが、デザインセンスが良くチープな印象を受けづらいのです。ここらへんの作りは日本車も見習ってほしいところ。メーターパネルは液晶画面でローカライズ済みと抜かりありません。

 インフォテインメントシステムは、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応したもの。ナビもありますので、お好みでどうぞ。ただしスマホトレイは小さめで、筆者のiPhone XS MaxにLightningケーブルを接続すると綺麗に収まりませんでした。

 運転支援として、車線監視機能付きのアダプティブクルーズコントロールを用意。輸入車だから日本車と比べて機能面で劣る、という時代はもう終わっています。それにルノーはテクノロジー面で進んでいる日産自動車の株を43%所有する筆頭株主ですからね。

 気になるお値段はレザーパッケージで344万円、通常グレードで329万円。ルーテシアの全部乗せグレードで289万9000円ですので、ざっくり40~60万円アップといったところ。この価格差もまた、日本車のガソリン車とハイオク車の違いとあまり変わりません。ただライバルの日本車と比べると、ざっくり100万円弱高額だったりしますが。

 オプション関連ですと、「これをつけないと」というものが特にないのもうれしいところ。輸入車あるあるの「ナビやらカーオーディオやらをつけていったら100万円アップになりました」ということにはなりません。

狭い道を走るために生まれただけに
日本の道路はピッタリで快適

 さあ、いざ公道へ。今回はワインディングロードと高速道路をメインに走ってみました。「E-TECHとかいう話以前として、まずルーテシアのサイズそのものが良いですね」と唯さん。彼女はコンパクトなスポーツカーが大好きで、ルーテシアのサイズは「日本の道で運転を楽しむのにピッタリな大きさ」との評。

 その上で「このクルマはとても楽しいです。まず足が良いんですよ。街乗りではコンチネンタルタイヤの硬さもあって、微振動を拾いやすいですし、堅めなんですけれど、これが速度域をあげていくと良いアクセントになるんです」と足周りも気に入ったようです。

 「低速ではモーター、そこからエンジン、そしてハイブリッドと切り替わるんですけれど、その動きがとてもスムーズですね。シフトショックみたいなものはまったく感じませんね」

 「以前、アルカナに乗りましたけれど、あちらはボディーサイズが大きいということもあって、ワインディングを走っている時はパワーが欲しいと感じましたけど、こちらは同じエンジンでも車体が軽量ですからパワー不足を感じませんね」

 と唯さんが語るように、運転が楽しい1台です。その昔ルーテシアにはR.S.というスポーツ仕様がラインアップされていましたが、現行モデルには用意がありませんでした。ちょっと寂しい思いをしていましたが、E-TECHはR.S.復活と言いたくなるほど、ドライビングプレジャーが味わえる1台。「ルーテシア E-TECH ハイブリッド、ホントに面白いですね」という唯さんの笑顔は、ライトウェイトスポーツ好きの心をキャッチした何よりの証拠。

 「環境問題も大事ですが、楽しさを失ったらツマラナイですよね。このクルマは、燃費がよくて、それでいて楽しい」という唯さん。「E-TECH、イイTECHです!」と太鼓判を押したところで、今回の試乗は終了。「こういうコンパクトハッチが増えるといいんですけれどね」といいながら、ルーテシア E-TECH ハイブリッドを眺める唯さんでした。

モデル紹介――新 唯(あらた ゆい)

 10月5日栃木県生まれ。ファッションモデルとしての活動のほか、マルチタレントを目指し演技を勉強中。また2022年はSUPER GTに参戦するModulo NAKAJIMA RACINGのレースクイーン「2022 Moduloスマイル」として、グリッドに華を添える。

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