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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ第266回

デザインも乗り味も超個性的なプジョーのSUV「3008 GT HYBRID 4」を現役モデルがドライブ

文●栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

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プジョー/3008 GT HYBRID 4(648万4000円~)

 グローバル化が進んだ現代において、製品から“お国柄”を感じることは少なくなりました。それはクルマも同じなのですが、その中においても強い個性を放つ国があります。それはフランス。とにかくフランス車は個性的。今回は、その中でもダントツに個性的なプジョーのSUV「3008 GT HYBRID 4」をご紹介しましょう。

プジョーのラインナップの中でも大柄な3008シリーズ

 フランス車というと、ルノー、プジョー、DS、シトロエンあたりが日本では知られているのではないでしょうか。そのうち、ルノーを除く3ブランドは、ステランティスN.V.という多国籍自動車製造企業の1部門だったりします(本社はオランダ)。ステランティスN.V.は現在、アバルト、アルファロメオ、クライスラー、シトロエン、ダッジ、DS、フィアット、ジープ、ランチア、マセラティ、オペル、プジョー、ラム・トラックス、ボクスホールという14ブランドを抱えています。その中でプジョーは、フランス系の中では最もスポーティー路線という位置づけ。ちなみにシトロエンがコンフォート寄りで、中間がDSなのだとか。

全長4450×全幅1840×全高1630mm

 それでは今回試乗したモデル、3008 GT HYBRID 4について。プジョーのラインアップではミドルクラス(Cセグメント)に位置する3008が登場したのは2017年のこと。当初はガソリンエンジン車のみでしたが、ディーゼルが加わり、ガソリンエンジン車も仕様変更をするなど、こまかなラインアップの組み換えが行なわれました。2020年にマイナーチェンジされ、現在の外観に。翌年の1月に、今回ご紹介するハイブリッドモデルが加わりました。お値段は648万4000円~です。

 3008 GT HYBRID 4は、ガソリンエンジンと2基のモーター、走行用バッテリー、外部からの充電システムを組み合わせたPHEV。PHEVということは、つまり補助金を受けることができます。その額は国から45万円、地方自治体から45万円の計90万円! さらに自動車重量税100%減税、環境性能割は非課税、グリーン化特例として翌年度の自動車税75%減税というおまけ付き。よって補助金を使った場合のガソリン車(3008 GT、515万8000円)との差額は40万円ちょっと高い程度となります。

エンジンフードを開けたところ

ソリンエンジンと2基のモーター、走行用バッテリー、外部からの充電システムを組み合わせたPHEVユニット

エンジンフードは助手席側のラッチを使って開ける

 パワーユニットは1.6リッターガソリンターボエンジンをベースに、高回転・高出力化を図ったもので、最高出力200PS、最大トルク300N・mを発生。組み合わされるトランスミッションは8段ATで、そこに最高出力110PS、最大トルク320N・mのモーターを内蔵しています。さらにリアにも、後輪用として最高出力112PS、最大トルク166N・mのモーターを搭載。システム全体での最高出力は300PS、同最大トルクは520N・m、0-100km/h加速5.9秒という俊足ぶり!

 バッテリー容量は13.2kWhで、EVだけで64km(WLTCモード)の走行が可能。充電は急速充電には対応しておらず、200Vで約6時間とのこと。ちなみにチャージモードの類はないようで、減速時の回生も弱め。ですので、バッテリーのインジケータは減ることはあっても増えることはほぼありません。減ってくるとエンジンが主で、必要に応じてモーターがアシストするという動作モードに変わってきます。

エレクトリックモード

ハイブリッドモード

スポーツモード

4WDモード

ドライブモードセレクター

 走行モードは「ハイブリッドモード」のほか、積極的に電気走行する「エレクトリックモード」、リアモーターを積極的に作動させる「4WDモード」「スポーツモード」という4種類。そのうちスポーツモードはモーターよりもエンジンを主としますが、ほかのモードは電気が主となっているようです。

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