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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第257回

500万円を切った”歴代最強”シビック TYPE Rをチェック!

2022年09月24日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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インテリアはやっぱりスポーティー

 インテリアをチェックしましょう。赤の専用セミバケットシートが印象的。サイドがかなり高めなので、乗りづらさはありますが、座ってしまえば快適そのもの。ポジションも実にレーシーで、ペダル配置も理想的! ここら辺の作りの上手さがHondaらしいところです。シートはかなり硬めで剛性もしっかりしたもの。サーキット走行など高Gがかかる場面でも、体をしっかりホールドしてくれることでしょう。

 メーターはLCDで、こちらはシビックと同様。ですがレーシングカーのように、メーター上にLEDによるシフトライトを配置。表示は基本的に変わりありませんが、+Rモードに設定すると、水温や油温なども表示されるようになります。

 シフトノブはアルミ削り出しのティアドロップ型。その周りのセンターコンソールパネルもアルミ製で高級感があります。

 シリアルナンバー入りのオーナメントは助手席に配置。インストルメントパネルは偏光ガンメタリック塗装が施されており、光の加減で青から緑へとほのかに色が変わります。

 Honda CONNECTに最適化されたナビゲーションシステムを標準装備するのはシビックと同じ。ただTYPE R専用データロガー「Honda LogR」がインストールされています。サーキット走行時にデータ収集・解析を行なう本格的なデータロガーのほか、走行データを自動解析しHonda独自のロジックでスコア化するなど、運転が上手くなるユニークな機能が充実しています。さらに、スマートフォンで撮影したオンボード映像をサーバーにアップロードすると、走行中の車両データを合成が可能とのこと。

 シビック TYPE Rの乗車定員は4名。後席もTYPE R専用設計で、シート表皮は密着性の高いスウェード調を採用。中央部分はドリンクホルダーに変わっています。

 荷室はシビックと同様で容量も十分。バックドアは樹脂製として軽量化も図られています。リアスポイラーが付いているため、バックドアを開けると低い天井ではあたりそうになったりも。写真の天井は約2.5mでギリギリといった感じでした。

 そんなシビック TYPE Rは9月1日の時点で納期半年以上と発表されていました。ですが750台の限定生産であった4代目FK2型とは異なり、レギュラー販売モデルです。詳しい納期はディーラーにお尋ねください。

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