Hondaが話題を集める新型シビック TYPE Rがついに発売されました。なお価格は税込で499万7300円。ワングレード展開です。
6代目シビック TYPE Rがついに始動!
11代目シビックをベースに誕生した今回のシビック TYPE R。ユーロRを除けばシビック TYPE Rとしては6代目で、FL5型といわれています。いうまでもありませんが「歴代最強」で、すでに鈴鹿の市販車FF最速タイムを塗り替えています。あとはニュルブルクリンク北コースのみ……ですが、こちらのタイムはいまだ公開されていません。
全長4595mm、全幅1890mm、全高1405mmで、前モデルと比べて、全長で35mm、全幅15mmサイズアップしながらも、全高は30mmダウン。ワイド&ローなフォルムが一層強調されています。車体重量は1430kgで、前モデルと比べて40kg増となります。ホイールベースは2735mm。参考までに国産スポーツカーのGRスープラが2470mm、GR86が2575mm、新型フェアレディZが2550mmですので、直進安定性という点はシビック TYPE Rに軍配が上がりそう。
というのも先代からシビック TYPE Rは「レーシングとグランツーリングの両立」を開発に掲げており、「速くて快適」なクルマを目指している様子。ゆえにホイールベースが長くなるのは必然なのです。ちなみに最小回転半径は5.9mと、Hondaならレジェンド(現在販売終了)とほぼ同じで、駐車場では何度か切り返しが必要になるかもしれません。
せっかくなので、現在販売しているシビックと並べてみましょう。現行シビックは全長4550×全幅1800×全高1415mmですので、全長で45mm、全幅で90mmアップの全高で10mmダウンとなります。フェンダーが張り出し、見るからにワイド&ローなフォルムとなっていることがおわかりいただけるでしょう。ちなみに最低地上高はTYPE Rが125mm、ノーマルのシビックが135mmですので、全高10mmの差はそのまま最低地上高の差となっています。車高が低く、またバンパーも低い位置にありますので、駐車場によっては車止めのブロックとバンパーが接触する場合がありますので注意が必要です。
パワートレインは前モデル同様の2リットル直4ターボエンジンのK20C型に、6速MTの組み合わせ。燃料はハイオクのみという点も前モデルと同様です。気になる最高出力は330PS/最大トルクは42.8kgf・mですので、前モデル比10馬力、2kgf・mの出力&トルクアップを達成し、過去最強です。前モデルに比べてフライホイールが18%軽量化され、レスポンスアップが図られています。変速操作に合わせて、まるでヒール&トゥを決めたかのようにエンジン回転数を自動でシンクロさせるレブマチックコントロールも継続して搭載。ちなみにレブマチックコントロールはノーマルのシビックMT仕様車には搭載されていません。
メカメカしい前モデルと比べて
今回は大人しめのエアロを装着
前モデルは見るからに効きそうなエアロパーツを取り付けて「ガンダム」と形容されていました。それに比べると、新型はかなりおとなしめ。ですが、空気抵抗値の低減と強大なダウンフォースの実現を目指して開発したそうで、その効果はバツグン!
グロスブラック・フロントスポイラーは、空気の流れをコントロールし、ダウンフォース発生に寄与。最近ではこの部分に穴を開ける処理をするクルマが多く、検討もされたようですが、穴を開けない方がよかったのだとか。
フロントフェンダーアウトレットは、フロントフェンダー内に滞留する空気をアウトレットからサイドに流し、圧力低減に寄与するとのこと。
サイドシル後端に張り出し面を設け、リアタイヤ前の整流効果を獲得するグロスブラック・サイドシルガーニッシュも装備。いわゆるサイドステップみたいなものです。
特徴的なのがリアスポイラー。スポイラーの形状と角度を徹底的に検証したとのことで、たんなる見かけ倒しのアイテムではありません。
リアディフューザーも装備。ですが、こちらは一見ノーマルのシビックとあまり変わらないようにも、ただ、マフラーがセンター3本出しへと変更されています。
タイヤは前後ともに265/30ZR19とインチダウン。銘柄はコンチネンタルからミシュランへとチェンジしています。なんとミシュランと共同開発したというTYPE R専用設計品とのことです。
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