決勝は最後尾スタートながらも
18位まで順位を上げてフィニッシュ
こうして最後尾からのスタートを切った5号車は、フォーメーションラップ終了と同時に義務となっているタイヤ交換を済ませる作戦をとり、逆転での上位進出を狙う作戦に出た。
ただ、レース前半は特に荒れた展開もなく、淡々と進んでいったため、作戦通りという流れにはならなかったが、ほぼぶっつけ本番の状態であるマシンでありながら、安定したペースを披露。平木が順調に周回を重ね、45周目にピットインし、冨林が乗り込んだ。
この時点で5号車はGT300クラス19番手。レース終盤に向けて、さらに順位を上げていきたかったが、タイヤの内圧が想定より低かったなど、ここでも狙い通りの展開とはならなかった。
それでも、最後まで諦めずにコツコツと走り続け、クラス18位(27台中)でフィニッシュ。シーズン初戦で見事完走をはたした。さらにマシンを徹夜で直したメカニックの頑張りが讃えられ、レース後にはZFアワードを受賞した。
「前半の平木選手のペースが良くて、その勢いでいければ良かったんですけど、僕の後半スティントでタイヤの内圧が想定よりも低くて苦労した部分はありました。そこは今後に向けてきっちりと分析しなければいけないなと思っています。でも、無事に完走することができて、ZFアワードもいただくことができました」(冨林)。まずは初戦で無事完走、安堵の表情を見せた。
相方の平木選手も「メカニックの皆さんが一生懸命にクルマを直してくれたおかげで、そんなに違和感なく走ることができました。最後尾スタートということで、スタートしてすぐにピットインしてタイヤ交換とドライバー交代を行なう作戦を採りました。色々あってプラン通りにレースを進めることができませんでしたが、ペースよく走ることができました。富士に向けて良いデータがとれましたし、チームとしても初戦で完走できたことが良かったのかなと思います」と次戦に向けて手応えをつかんでいた。
無事にデビュー戦を終えた冨林だが、予選での失敗はしっかりと肝に命じている様子。それでも、この経験を糧に、さらに前に進もうと、さっそく気を引き締めているのが印象的だった。
「レース人生で一番の失敗だったと思いますし、忘れられないSUPER GTデビュー戦になりました。開幕戦は終わってしまいましたが、あと7回チャンスがあるので、その中のうちのどこかで勝ちたいですね」(冨林)
次回は5月3~4日に富士スピードウェイで第2戦が行なわれる。さらに進化を遂げる冨林の走りから、目が離せない。
Team Machに華を添えるレースクイーン
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