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eSportsからリアルレースへ! SUPER GT マッハ号、冨林勇佑選手密着レポ第12回

大荒れの展開となったSUPER GT第3戦鈴鹿。冨林が駆る5号車マッハ号は19位完走

文●吉田知弘 写真●加藤智充 編集●ASCII

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昨年2位表彰台だった鈴鹿
今年も優位かと思われたが……

 2023年のSUPER GT第3戦「SUZUKA GT450km RACE」が6月3~4日に鈴鹿サーキットで行なわれ、eスポーツプレイヤーの冨林勇佑選手が乗る5号車「マッハ車検エアバスター MC86 マッハ号」は、波乱含みのレースを走り切り19位で完走。目標としているポイント獲得にはつながらなかったが、今後に向けて“ヒント”を得る1戦となった。

 今回の舞台となる鈴鹿サーキットは、冨林がSUPER GT初表彰台を飾った思い出の地。以前からマザーシャシー勢が得意としているコースで、今回はサクセスウェイトを積んでいないなど、好条件が揃っていた。ただその一方で、今年はタイヤのマッチングでライバルより力強いパフォーマンスを出せず、第1戦岡山、第2戦富士と上位に食い込めないレースが続いていた。シーズン中はテストもなく、できることが限られているのだが、それでもチームとともに最善の準備を進めた。

 大会前日の搬入日は、日本に接近していた台風2号の影響により、一時は暴風雨となるほど悪天候に見舞われた。その日の午後には東海道新幹線が運休を余儀なくされ、東名高速も通行止めになるなど、一部関係者がサーキット入りできない混乱も見られたが、冨林と相方の松井孝允は問題なく現地入り。週末のレースに臨んだ。

雨上がりの予選はタイヤが微妙に噛み合わず

 3日(土)の予選日の朝には雨が上がり、公式練習からドライコンディションでセッションがスタートした。予選に向けてマシンバランスやタイヤの確認を行なっていくが、思うようにペースを上げられず。トップから3.5秒遅れのクラス25番手という苦しい結果に。今回も用意してきたタイヤとコンディションが微妙に噛み合わず、ライバルに近づくようなパフォーマンスを見せられずにいた。

 サポートレースが予定より大幅に遅れて終了した関係で、予選Q1は当初よりも20分遅れてスタートした。5号車のQ1は松井が担当。公式練習よりもタイムを上げ、1分59秒957をマーク。この時点では2番手タイムだったが、セッション終盤にかけてライバルが続々とタイムを更新していき、最終的にQ1B組の12番手に終わった。

 なお、ポールポジションは61号車「SUBARU BRZ R&D SPORT」で、ドライバーの山内英輝選手は13回目となる最多ポールを獲得した。

井口卓人選手(左)と山内英輝選手

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