日産スポーツカーの象徴のひとつ
フェアレディZのNISMOチューンに乗った
6代目となる現行型日産「フェアレディZ」が登場したのは2008年と、もはやひと昔前。さらに昨年はフェアレディZ誕生50周年イヤーということで、モデルチェンジが期待されました。ですが、登場したのは50周年記念特別仕様車のみで、新型車ではありませんでした。その一方で、昨年ライバルともいえるトヨタ「GRスープラ」が登場しました。なかでも最上位にあたる「GRスープラRZ」と日産「フェアレディZ NISMO」は、価格もボディーサイズも重量も馬力も、ほぼ似たようなスペック。
となると気になるのは「フェアレディZ NISMOは色あせて見えてしまうのか?」ということ。そこで美しき淑女に謁見してきました。
フェアレディ Z NISMOは、2013年2月にSUV車「ジューク」から展開を開始した高性能プレミアムスポーツバージョン「NISMO」の第2弾として、同年6月に産声をあげました。栄光の日産モータースポーツ活動部隊「NISMO」の名を冠することは、それすなわち「ハイパフォーマンスであること」が絶対条件。
エンジンは排気系とECUのリセッティングでノーマルから約20馬力アップの355馬力を達成。さらにサスペンションはもちろんのこと、ヤマハ製パフォーマンスダンパーをはじめとする補強パーツが盛り込まれ、運動性能の大幅な向上をはたしました。もちろんそこには、日産のモータースポーツ活動で培ったノウハウが詰まっていることは言うまでもないでしょう。
2014年には現行のエクステリアに刷新。バンパーとサイドシルに赤いラインを配した専用エアロに代わりました。エアロは前後の空力バランス改善に効果を発揮し、高速域でのハンドリングに効果をあげただけでなく、車体により一層の美しさを与えました。足元はRAYS製の専用アルミ鍛造ホイールが引き締めます。この「白い車体に赤いアクセント、黒いホイール」という「国内自動車メーカーのスポーツグレード不文律」は、このNISMOが始めたといっても過言ではないでしょう。この美しさを見れば、誰もが見惚れてしまいますから。
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