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GT-Rが! Zが! ファン感涙のマシン大集結だった「NISMO FESTIVAL 2019」

文●栗原祥光(@yosh_kurihara) 撮影●栗原祥光/NISMO

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 レースシーズンを締めくくるファン感謝イベント「NISMO FESTIVAL 2019」が富士スピードウェイで開催されました。SUPER GTに参戦する最新のGT500クラスマシンをはじめとする、国内外のレーシングカーを始め、往年の名車や現役&レジェンドドライバが一堂に会するこのイベント。その様子を紹介します。

SUPER GT GT500クラスの23号車は、リアウイングもNISMO FESTIVAL仕様に

今年はGT-R&フェアレディZ誕生50周年

 自動車メーカーが主催するモータースポーツファン感謝イベントとして、もっとも古い歴史を持つ「NISMO FESTIVAL」。例年約3万人もの来場者が訪れる人気イベントとして定着しました。普段は会って話をすることが難しいドライバーや、なかなか近くで見ることができないレーシングカーを近くで見られる、場合によっては座ることができるとあって、モータースポーツファンはもちろんのこと、車好きとしては見逃せないイベントです。

ファンの中を歩くロニー・クインタレッリ選手

 好天に恵まれた今回のNISMO FESTIVAL。赤富士が美しい時間帯から、サーキットには多くの方がつめかけました。さらに今年は「GT-R」「フェアレディZ」ブランド誕生50周年というアニバーサリーイヤー。

NISSAN GT-RとフェアレディZの50周年記念車

50周年記念車とレースクイーンの宮瀬七海

 会場は右を見ても左を見ても、そしてコースを見ても、GT-RとZだらけ、といった様相で、両ブランドの人気の高さを改めて感じました。

駐車場に集まったR32型GT-R

中古市場では1000万円近い価格で取引されているR34型GT-Rもズラリ

フェアレディZも勢ぞろい

 パドックには、過去のスカイラインやレーシングカーが勢ぞろい。その中で一番注目を集めていたのが、「Nissan GT-R50 by Italdesign」。日産GT-Rおよびイタルデザイン社50周年記念車で、生産台数は50台以下ともいわれている車種です。ちなみに値段は約90万ユーロ(約9180万円)から、と言われています。

Nissan GT-R50 by Italdesign

Nissan GT-R50 by Italdesignのリア

 コース上では、往年の名車と日産ゆかりの名ドライバーによる「ヒストリックカー・エキシビジョンレース」や、フェアレディZオーナーによる「Zチャレンジ・エキシビジョンレース」などが行なわれ、場を盛り上げていきます。

NISMOカーズによるオーナーズパレードラン

ヒストリックカーによるエキシビジョンレースの様子

Zチャレンジ・エキシビジョンレースの様子

富士にチューンドカーの咆哮が響き渡る

 その中で、今回から実施されたのがチューンドカーによるタイムアタックイベント。約10年前はチューニングカーによるレースもあったのですが、R35 GT-Rの誕生以降は行なわれていませんでした。R35のチューニングが進み、今回の開催に至ったとか。

関西サービスのR35デモカー

 登場したマシンは、どれも800馬力オーバー。中にはR34にR35のエンジンを搭載したマシンも登場し、アタックをしました。ちなみにどのマシンも、ストレートエンドでは330km/hオーバーとSUPER GTのGT500クラスを超えるとか。この中でトップタイムは谷口選手がHKSのデモカー(1000馬力!)で「1分38秒607」と、自らのレコードの約1秒落ちをマーク。

HKSのチューンドカーと谷口選手

タイムアタック中のHKSのR35

 スモーキーの愛称で親しまれている永田社長のチューニングショップ「TOP SECRET」のR35 GT-Rも菊地選手が頑張って1分39秒台と自己ベストを更新。

スモーキー永田の愛称で知られるTOP SECRETの永田社長(左)

アタック中のTOP SECRETのマシン

 富士スピードウェイにとどろく怪物たちの咆哮に、NISMO FESTIVALに訪れたファンは酔いしれました。この様子を見ていたGT-Rチーフ・プロダクト・スペシャリストの田村さんからは、場内実況を通して「日産を愛してくださる多くの方は、チューニングをベースに考えているところがあると思います。私はようやく普通の状態に戻った、健全な姿なのかなと思います。我々メーカーの仕事というのは、きちんとした車を作り続けることです。こうしたワクワク、楽しいことをやり続けるには、ベースがしっかりしていないといけないですからね」と頼もしい声が。新しいスポーツカーの登場に期待してしまうのは筆者だけではないでしょう。

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