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松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析第63回

2019年はiPadの転換点になりそうだ:

アップルiPad Pro「Photoshop」登場でパソコン代わりに?

2019年11月08日 09時00分更新

文● 松村太郎 @taromatsumura

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 アドビは11月4日からの3日間、ロサンゼルスでクリエイティブの祭典「Adobe MAX」を開催。大きく注目を集めたのは、iPad向けソフトウェアでした。

 アドビは2018年のAdobe MAXで、iPad向けPhotoshopと、新しい絵画ツールFrescoを開発していることを明らかにし、そのデモを実施しました。昨年のデモ段階で、Photoshop形式(PSD)ファイルをiPadで開くことができ、1ピクセルまで一気に迫れるズーム機能や、膨大なレイヤーを用いた作業などを実現しており、驚きを与えました。

 その正式版が今年のAdobe MAXに合わせてリリースされました。

 Photoshopはアドビの中でも古い部類に入る画像編集アプリで、すでに30年の歴史があります。秘伝のタレのように注ぎ足しながら拡張してきたアプリを、そのままiPadに移植することはできませんでした。

 そこでコアから新世代のアプリとして再構築し、なんと250MBという非常に小さなサイズと、クラウドでファイルを管理する仕組みを取り入れた、デスクトップとiPadで共通のコアを持つ新生Photoshopを作りあげました。

 実際、iPad版のPhotoshopにはデスクトップ版から欠落した機能があります。将来的には、フルバージョンとして利用できるようにするゴールがあるそうです。ただし、デスクトップとタブレットでは、同じPhotoshopでも取り組む作業が異なるため、完全に同じだから良いわけでもありません。

 何しろアプリサイズがまだ250MBですから、機能を追加する余地は大いにある、ということです。

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