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松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第73回

さらなる新色も開発か:

アップルiPhone来年どう変わる

2019年12月18日 09時00分更新

文● 松村太郎 @taromatsumura 編集● ASCII

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 2019年12月も中頃を過ぎ、いよいよ年末ムードが漂い始めました。まだまだ年内も連載が続きますが、今年もご愛読ありがとうございました。実は口語で書いている連載原稿はASCII.jp向けくらいで、個人的にも貴重な場。引き続き、よろしくお願い致します。

 さて、気も早いですが、そろそろ2020年に起きそうなことを考えていければと思います。まずはiPhoneについてです。

 iPhoneは2020年、5Gに対応するとみられています。2019年に5G対応をしなかったのは、時期尚早だったというわけですが、2020年でも状況はさほど変わらないかもしれません。米国や日本、中国などでは使える都市も増えてくると思いますが、インフラがまったく整わない地域も存在したままでしょう。

 アップルはこれまで、毎年の最新モデルで通信機能を揃えて実装してきました。もちろん国ごとに利用できる通信の方式や周波数が異なりますので、2020年モデルのiPhoneの一部は、5Gに対応させずコストダウンをはかることになるかもしれません。

 また、5G対応のスマートフォンを手に入れたからと言って、過度な期待は禁物です。いまの4G LTEのようにどこででも使える状況になるわけではありませんし、周波数が高くなる分、壁はおろか、窓ガラスも通しにくい可能性があります。通信の使い勝手そのものがだいぶ変わるかもしれません。

 その意味で、4G LTEは、今後も大切に使っていく無線規格になっていくことが予想されます。

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