タイヤはなんとSUV用を装備!
サイドから見ると、従来モデルと比べてフロントバンパー下側の傾斜角、いわゆるアプローチアングルは現行型の24度から21度にダウンして、パッと見た感じは普通のミニバンだ。とはいえ、他のミニバンと比べたら、アプローチアングルはかなりつけられている。それより気になるのはタイヤ。なんとミニバン用ではなくSUV用が装備されている。
最低地上高の高さと相まってパジェロに代表される「悪路に強い三菱自動車」という雰囲気をデリカD:5から感じる。モダンなイメージのアーバンギアでさえ、この雰囲気を醸し出しているのだから、標準仕様はさらに良い意味での「無骨さ」がにじみ出ている。色合いの問題もあるが、ここまで個性的な車は久しく見てなかったなぁと素直に関心した。
大型のリアゲートを開けると荷室が現れる。もちろん容積は十分で、家族旅行でも難なくこなせる。これはアーバンギアも標準モデルも同じだ。リアゲートはかなり重たく感じるのだが、ボタンを押せばキチンと閉まる。
室内は質実剛健さを感じさせる標準モデルに対して、アーバンギアは上質さを際立たせているように思えた。どちらもフロントパネルは水平基調の広がりがあるデザインで、他の三菱車でも取り入れている流れに沿うものだ。また三菱車というと、内装のプラスチック感が強い印象だったが、デリカD:5はそのようなことはなく、どこを触っても柔らか。この質感の大幅改善は素晴らしい。
ASCII読者的には、100Vの電源インレットプラグが備われているところは見逃せないポイントと言えそう。ミニバンで100Vが取れるのはそう多くなく、スマホはもちろん、ノートPCの充電ができるのはうれしい限りだ。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
この連載の記事
- 第684回
自動車
往復で充電6回!? ホンダ「N-ONE e:」で東京〜セントレアを走破してわかった、軽EVのリアルなコスパ - 第683回
自動車
家族を乗せてサーキットへ!? 実用性と狂気を併せ持つ「GRカローラ 25式後期」の完成度 - 第682回
自動車
航続320kmでフル装備! BYDの軽EV「RACCO」は日本の軽自動車の“聖域”をどう切り崩すか - 第681回
自動車
Jeep「コマンダー」はガラガラ音も愛おしい。純ディーゼル搭載の7人乗りSUVが教えてくれる心のゆとり - 第680回
自動車
「OK Google」が軽自動車で使える感動。日産「ルークス」が激戦区で選ばれる3つの理由 - 第679回
自動車
330万円から!? マツダ新型CX-5が「今年のSUV最高傑作」と断言できる理由 - 第678回
自動車
EVである前に軽自動車。スズキ「eSKY」が示す、日本の日常に寄り添う最適解 - 第677回
自動車
「ついに911、お前もか…」伝統の変化を嘆く前に乗るべき、約2000万円の超ピュアな「カレラT」 - 第676回
自動車
メーカーチューンの理想形! 2L化した特別ロードスター「12R」が魅せる至高の人馬一体 - 第675回
自動車
街乗りは不便でも悪路走破性は最強! ファミリーカー目線で斬る「ジムニー ノマド」のリアルな実力
この記事の編集者は以下の記事もオススメしています
自動車
可愛い顔した三菱「デリカミニ」はサイズも走行性能も初めてのクルマに最適自動車
見た目も性能も個性的な三菱のミニバン「デリカ D:5」に2週間乗ってわかった6つの魅力自動車
三菱「デリカミニ」は小動物のように可愛く悪路走行の制御もついたハイトールワゴン自動車
何年経っても色褪せない唯一無二のオフロード指向ミニバン、三菱「デリカD:5」自動車
オールブラックスと三菱がコラボ! 真っ黒「デリカD:5」登場自動車
あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ自動車
今の三菱らしさ満載のコンパクトSUV「エクリプスクロス・ディーゼル」はマジで買い!自動車
令和時代の「いい軽」には自動運転も! 三菱「eKクロス」を徹底チェックエンタメ
スピーディー末岡のドライビングプレジャー!
