このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第8回

走りのセダン!

ベンチマークであるプライドが伝わるニューBMW 3シリーズ「330i」試乗!

2019年03月13日 16時00分更新

文● 鈴木ケンイチ 編集●ASCII編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

評価されたのは“走り”の実力

 では、走りはどうであったのか? それが「新プラットフォームによる進化した走り」だ。これは洗練という言葉が似あうものであった。やや重めのステアリングの手ごたえを通したクルマの動きは、タイトで忠実であるものの、全体としては落ち着きを感じるものだった。キビキビと動かすこともできるけれど、決してナーバスではない。静粛性も高く、フラットな乗り心地も上質だ。

 新しいプラットフォームは、先代よりもホイールベースで+40mm、トレッドで前+43mm、リヤ21mmと大きく拡大。ボディーサイズも全長+70mm、全幅+25mmの全長4715×全幅1825mmとなったが、重量は55kgも軽くなっている。大きくなりながらも、軽くなった新プラットフォームが洗練された走り味の土台となっているのだ。

 試乗した「330i」には、最高出力190kW(258ps)/最大トルク400Nmの2リッター4気筒ターボが搭載されている。このエンジンは、ゆったりと走っていれば、非常に静かで振動も少ないのだが、わずか1550rpmから最大トルクを発揮できるため、アクセルを強く踏み込めば、すぐに力強い加速に移れる。

 どれくらい踏み込めばどれくらい加速するのかは、ドライビング・パフォーマンス・コントロールで調整が可能だ。「コンフォート」にセットすれば、ジェントルになるし、ダイナミックに走りたければ「スポーツ」をチョイスすればいい。個人的には、普通に走るのであれば「コンフォート」で十分。そもそも258馬力も必要なく、最高出力135kW(184ps)の「320i」でも十分にスポーティーな走りを楽しめることだろう。

 ドライバーの意思を忠実に反映するハンドリングとパワートレインを備えた新型3シリーズ。その走りは、クルマを走らせる楽しさに満ちたものであった。そして、その楽しさこそがBMWの価値であり、「スポーツセダン」の神髄と言えるだろう。

■関連サイト

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ