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西日本のデータセンターという選択肢 第9回

面積は3000平方メートル、500ラック規模の新棟が2012年4月末に登場へ

さらに増床!IDCフロンティアが「アジアン・フロンティア」に4号棟

2011年07月01日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 6月30日、ヤフーと同社のグループ会社IDCフロンティアは、福岡県北九州市のデータセンター「アジアン・フロンティア」の4号棟の増設決定を発表した。今夏着工し、2012年4月末の竣工を目標とする。

アジアン・フロンティアの4号棟(写真左)

 アジアン・フロンティアは、大規模な外気空調方式を採用したデータセンター。外気を取り入れてサーバーの排熱を室外に排出する外気空調と、冷気と暖気を分離するホットアイル閉じ込め方式による空調の効率化、床高・天井高を十分に確保することによる空調動力の低減を図っており、外気空調を使用しない方法に比べ最大4割弱の空調消費電力を削減しているという。

 現在、2011年9月末の竣工予定で3号棟を建設中。新たに4号棟を建設することで、急増する災害対策需要に対応すると共に、Yahoo! JAPANグループのインターネット事業におけるインフラ基盤強化とクラウドコンピューティングサービス「NOAH(ノア)」の西日本拠点として展開していくという。

 4号棟の延べ床面積は約3000平方メートルで、500ラックの規模となる。

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