7月18日、IDCフロンティアはデータセンターでユーザーのサーバーを預かるハウジングの運用・管理サービスを強化し、サーバーやネットワーク機器のハウジングラックへの設置、機器同士のケーブル接続、サーバーへのOSインストールを代行する「サーバー構築代行サービス」を開始すると発表した。
同社では、従来からデータセンター移設サービスや遠隔リモートカメラ、リモートKVMスイッチ、データセンターとのプライベート接続、HDDのデータ消去などのサービスを提供している。これらにより、ユーザー側のシステム担当者がデータセンターに入館することなく、サービスの利用開始から運用までが可能で、物理的な移動距離に影響されないデータセンター選定と、インフラの運用工数および管理コストの削減効果が期待できるという。
従来からのデータセンターの運用・管理サービスと、この度のサービス強化に関する詳細は次の通り。
- 機器のハウジングラックへの設置、ケーブル接続、OSインストールを代行するサーバー基礎構築サービス(新規提供開始)
- 他のデータセンターから引っ越しを行なう「データセンター移設サービス」
- 遠隔でハウジングラックの画像を確認しながら作業できる「リモートカメラサービス」
- ネットワーク経由でサーバーのコンソール作業が行なえる「リモートKVM」
- データセンター間やオフィスをつなぐ「プライベート接続」
- HDDのデータ上書き消去やディスクの破砕を行なう「データ消去サービス」
- 各種申請・追加サービスなどがWeb上で24時間365日行なえる「カスタマーポータル」