4月20日、IDC フロンティアはクラウドサービス「NOAH プラットフォームサービス」の運営プラットフォームに福岡県北九州市のデータセンター「アジアン・フロンティア」を加えると発表した。
IDC フロンティアでは、首都圏と関西、九州の9箇所でデータセンターを運用。従来の首都圏での提供から、今回発表の西日本地域(北九州)を新たに加えることで、利用者はクラウドサービスの提供地域を選択できるようになる。また、広域負荷分散を実現する「マネージドGSLB」サービスも利用することで、万一の大規模な災害や障害によりプライマリーサイトに影響があった場合、クラウドサービスとハウジングを組み合わせた、複数のデータセンター間での負荷分散やバックアップサイトへの切り替えを自動的に行ない、ダウンタイムを最小限に抑えることが可能になるという。
NOAHは、国内では先駆けとなる2009年6月から、国内データセンターでサービス提供を開始。VMwareとHyper-Vの両基盤による柔軟な拡張性、SLA99.99%の高可用性と広帯域ネットワークによるネットワーク定額料金、また専任担当による運用サポートを提供している。

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