ソニーから、ミラーレスタイプのレンズ交換式デジタルカメラが正式に発表された。発表されたのは2機種で、AVCHDのフルHD動画撮影が可能な「NEX-5」と、1280×720ドット(MP4形式)の撮影が可能な「NEX-3」だ。予想実売価格はNEX-5が8万円前後から、NEX-3が6万5000円前後からとなる(詳細は後述)。
新マウントを採用 マウントアダプターで従来のレンズも
新機種は「α」ブランドでの展開となるが、外観は「サイバーショット」のようなシンプルでスタイリッシュな形状になっている。NEX-5の本体サイズと重量は、幅110.8×奥行き38.2×高さ58.8mm/約229g(本体のみ)で、NEX-3(幅117.2×奥行き33.4×高さ62.6mm/約297g)よりもやや小型となっている。
マウントは新開発の「Eマウント」を採用。マウント径は58.9mmで、イメージセンサーまでの距離は18mmとなる。
なお、従来のαの「Aマウント」レンズを装着するためのマウントアダプター「LA-EA1」も用意(6月発売で希望小売価格は2万1000円)。ただしAEには対応するがAFは非対応となる。
