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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第162回

「NEX-5」をフル活用して猫を撮る!

2010年07月30日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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仲良く並んでる「かふか」と「大五郎」(2010年6月 ソニー NEX-5)

仲良く並んでる「かふか」と「大五郎」(2010年6月 ソニー NEX-5)

 先々週はソニーの「NEX-3」、先週は全部ソニーの「NEX-5」で撮った写真だった。いっそのこと今月はNEX月間だ、ということで今回もNEX-5である。

ソニーの「NEX-5」。ローアングル時はこんな風に握って親指でシャッターを押す。これがなかなか楽しい。ボディが小さいのでこうやっても持ちやすい

ソニーの「NEX-5」。ローアングル時はこんな風に握って親指でシャッターを押す。これがなかなか楽しい。ボディが小さいのでこうやっても持ちやすい

グリップの脇にちょっと凹みがあって、そこに指をかけると持ちやすい

グリップの脇にちょっと凹みがあって、そこに指をかけると持ちやすい

 ソニーのミラーレス一眼カメラNEXには、NEX-3とNEX-5の2モデルが出てて、仕事柄、両方使ってみたけれども、わたしが買ったのはNEX-5の方。

 ギュッと締まったボディが気に入ったから。特にグリップのあたりがぎゅっと締まってて片手で握りやすい。

 普通、デジタル一眼クラスのカメラになると「ちゃんと構える」必要があって、ちゃんと構えてこそ安定した写真が撮れる形をしてるのだけれど、NEX-5は逆にちゃんと構えないで撮ってもいいカメラなのだ。それが楽しい。

 特にわたしは普段、親指をシャッターにかけてNEX-5を持つことが多い。猫を撮るためにさっとローアングルにしたとき、こう持っていると手首が楽なのだ。ボディが小さくてグリップのところに凹みがあるからこそできる持ち方。

暗い廊下でごろごろしてたのでカメラを向けたら突然あくび(2010年7月 ソニー NEX-5)

暗い廊下でごろごろしてたのでカメラを向けたら突然あくび(2010年7月 ソニー NEX-5)

 今回はちょっとさぼってうちの猫シリーズ。暑い日は廊下が好き。夜の暗い廊下でごろごろしているを見つけたので、カメラを地面スレスレに構えて撮影。

カーテンの裏から顔がちょっとだけ出ていたので狙ってみた(2010年7月 ソニー NEX-5)

カーテンの裏から顔がちょっとだけ出ていたので狙ってみた(2010年7月 ソニー NEX-5)

 宅配便などが来ると(というか呼び鈴が鳴ると)とりあえず隠れる。いつもはわたしの仕事用机の下。ときどきカーテンの裏。隠れてそーっとカーテンの裏から顔を出す。

洗濯槽の周りがあまりに汚いのでちょっと暗くしたり、トリミングしたりしてごまかしてるけど、まあこんな感じでしれっと涼んでおりました(2010年7月 ソニー NEX-5)

洗濯槽の周りがあまりに汚いのでちょっと暗くしたり、トリミングしたりしてごまかしてるけど、まあこんな感じでしれっと涼んでおりました(2010年7月 ソニー NEX-5)

 隠れる速さでは人後に落ちないのが「大五郎」。「かふか」とは隠れるパターンがちょっと違ってて面白い。ソファの裏とかテレビの裏とか、そんな場所が好みで、暑い日、探し回っても見つからないと思ったら、洗濯機の中にちょこんと座ってしれっとしてたのだ。

 確かにそこは涼しいだろうけど……気づかずに洗濯したりしたらごめんね。こういうときは液晶モニターを逆にチルトさせてハイアングルで。

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