ターボリナックス ジャパン(株)は、デスクトップ向けディストリビューション『Turbolinux 8 Workstation』を5月末に発売すると発表した。正式な発表は5月16日に行なわれる。
『Turbolinux 8 Workstation』製品イメージ(実際の製品パッケージとは若干異なる場合があります)。 |
『Turbolinux 8 Workstation』は、オフィススィートやマルチメディア環境、開発環境などを強化したワークステーション用途のディストリビューション。標準デスクトップ環境にはKDE 3.0/2.2.2を選択できるようにしたほか、CUPSによる印刷環境の強化などが図られる。
現時点で公開されている主な特徴は以下のとおり。
- CD-R作成ソフト「KOnCD」、DVDプレーヤー「vlc」を搭載するなど、サウンド、グラフィック関連ツールを強化
- 設定ツール「Turbo Tools」をGUI化
- キーボード、マウス、ストレージなどUSB機器のホットプラグに対応
- ADSL、CATVなどの通信環境、IPv6に対応
現時点で公表されている主な仕様は以下のとおり。
- カーネル 2.4.18
- glibc 2.2.5
- XFree86 4.2.0
- gcc 3.x(予定)
動作環境は以下のようになる予定。
- CPU……Pentium相当以上
- HDD……2GB以上を推奨
- メモリ……64MB以上(128MB以上推奨)
製品の詳細はまだ確定していない部分も多く、広報担当者によると「現在詳細を詰めているところ」とのこと。予定価格や商用バンドルソフトについてもまだ明らかにはされていない。