ターボリナックス(株)は、フェイルオーバークラスタソフトの新バージョン『Turbolinux 8 CLUSTERPRO』シリーズを22日に発売すると発表した。
最大16ノードの共有ストレージ型クラスタ対応の『Turbolinux 8 CLUSTERPRO SE』 | 2ノード間でのデータミラーリングクラスタ対応の『Turbolinux 8 CLUSTERPRO LE』 |
『Turbolinux 8 CLUSTERPRO』シリーズは、『Turbolinux 8 Server』と、日本電気(株)のクラスタ管理ソフト『CLUSTERPRO』をバンドルした製品。データベースサーバやWebサーバ、メールサーバなどのクラスタリングや、“UnitedLinux”ベースのディストリビューションに対応した各種業務アプリケーションにも対応するという。
今回発表されたのは、最大16ノード間でストレージを共有するクラスタ向けの『Turbolinux 8 CLUSTERPRO SE』(以下、CLUSTERPRO SE)と、2ノード間でデータミラーリングを行なうクラスタ向けの『Turbolinux 8 CLUSTERPRO LE』(以下、CLUSTERPRO LE)の2製品。CLUSTERPRO LEには、縮退運転から回復する際に差分データのみでデータミラーリングを行なうことで、データ復旧時間を短縮する『Turbolinux 8 CLUSTERPRO LE FastSync Opition』が用意される。いずれも対応OSは、『Turbolinux Enterprise Server 8 Powered by UnitedLinux』、『Turbolinux 8 Server』、『TurboDB 8』。
価格は、CLUSTERPRO SE、CLUSTERPRO LEとも2CPUライセンスが60万円から。『Turbolinux 8 CLUSTERPRO LE FastSync Opition』は2CPUライセンスで40万円になる。