アメリカを代表する自動車ブランドのJeepが、今年で85周年を迎えたのだとか。そんな節目の年に、イタリア生まれで欧州生産、そしてアメリカでは販売しない(らしい)Jeepの第2弾が上陸しました。その名は「コンパス」。イタリアの感性とアメリカンスピリットは、Jeepの未来を指し示すコンパスとなるのでしょうか。
欧州生まれのJeep第2弾は、アベンジャーの兄貴分
欧州企画Jeepの第1弾であるアベンジャーは、素材の良さに遊び心というスパイスを加えた、まるでイタリア人シェフが作ったハンバーガーのような1台でした。コンパクトSUVならではの扱いやすさと、ちょっと太めの排気音、しっかりとした乗り味で、個人的に「アメリカ産の大きなJeepもいいけれど、取り回しを考えるとコッチも捨てがたい!」と好感を抱きました。
今回紹介するコンパスは、その上位にあたるモデル。家族にピッタリなミドルサイズSUVということもあって、期待しないわけがありません。
ボディサイズは全長4550×全幅1910×全高1670mm、ホイールベース2785mmと、なかなか立派なサイズ。フロントにはJeep伝統の7スロットグリルを、現代的というかイタリア的な解釈で配置しています。どこか「プロトタイプ」感があってカッコイイです。
北斗七星に東西南北、遊び心が満載
遊び心を散りばめるのがJeepの魅力。イタリア人はさらに「お茶目」を加えてきました。たとえばフロントガラスの右下には、Jeepの上から望遠鏡で空を眺める人のイラストが。その視線の先、フロントガラス上部の中央には北斗七星とオリオン座が描かれています。ちなみにバックドアには南十字星があしらわれています。
さらにフロントバンパーの下部には「N」の文字が。まさかと思って側面を見ると「W」と「E」、リアには「S」と。なるほど、コンパスとはうまく言ったものです。こうした遊び心は最近、日産リーフでも見かけるようになりましたが、もっともっと増えたらいいなと思います。
ちょっと角張ったフェンダーもJeepらしいところ。タイヤはミシュランかと見ていたら、ホイールキャップにJeepのアイコンを発見。さらにホイールにもJeepらしいマークがデザインされていました。最初はこれがJeepのアイコンだと気づかず、コインパーキングに停めた際に「ロック板にホイールを当てて傷をつけたか!?」とドキッ。マークだと気づいて、安堵とともに思わず笑顔になりました。
このJeepのアイコンは、車体のあちらこちらに隠れています。ぜひ探してみてください。
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