システム145馬力&燃費18.9km/L!
「イタリア料理人が作ったハンバーガー」のような独特の走り
パワートレインはフロントが最高出力136馬力の1.2L 直3ガソリンターボと、最高出力21馬力の48Vモーターの組合せ。リアが29馬力のモーターという布陣で、システム全体で最高出力145馬力を発生します。燃料はハイオクのみで燃費は18.9km/L(WLTCモード)が公称値。
走り出すとパワフルですが、音は結構大きめで、太めの排気音がクルマを操っているという気持ちにさせてくれます。
停車中はハンドルにエンジンの振動が伝わるほか、アイドリングストップからの復帰も、イマドキのクルマにしては大きめ。さらに言えば、アクセルを離した時の回生も強め。極言すれば「10年ほど前の日本車のようなパワートレインフィーリング」で、それが逆に違和感がなかったりします。
ちなみに、輸入車のフルハイブリッドはルノーに続くもので、それがまさかフィアットやJeepだとは思いもよりませんでした。
乗り心地はJeepのチェロキー系に似たシットリ感覚。キビキビさを覚えた600ハイブリッドとは異なります。欧州のJeepチームは、相当Jeepを研究したんだろうな、というのが随所に感じられます。それでも芯の強さといった、欧州らしさを残している点が面白いところ。本家Jeepをウルフギャングステーキとするならば、こちらはイタリア人が作ったハンバーガーなのです。
車体のあちこちに、遊び心が散りばめられている点もJeepらしいところ。フロントバンパーに設けられた最大渡河深度40cmを示す場所には、アヒルのイラストが描かれていました。ルーフにはテントウムシの姿も。これも何か意味があるのかなと妄想しましたが、ちょっと思い浮かびませんでした。
乗れば乗るほど、欧州JeepチームのJeep好きがにじみ出ていることを実感。本家Jeepは大きいけれど、こちらは手頃なサイズですし、なによりフルハイブリッドで燃費がイイ!
アベンジャーという名前の由来はともかく(以前クライスラーのダッジ・アベンジャーという三菱ギャランベースのクルマがありました)、アウトドアで使えるクルマを探している人は、絶対チェックすべき1台。というか、コンパクトSUVを捜しているのであれば、Jeep Avengerは要チェックなモデルです。
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