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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ第660回

【鼻血レベルの完成度】GRヤリスが「26式」へ進化! ステアリングとタイヤだけのためにここまでやる!?

文●栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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トヨタ/GRヤリス(2026年式) 361万7200円~588万2200円

 世界と戦うために生まれたトヨタの「GRヤリス」が26式に進化。限定車の「GRヤリス モリゾウRR」、9度のワールドラリーチャンピオンに輝いたセバスチャン・オジェ選手の知見が入った「GRヤリス Sébastien Ogier 9x World Champion Edition」と共にお伝えします!

「狂気」から「洗練」へ
年次改良で進化し続けるGRヤリスの歴史

 GRヤリスを初めて触れた時の衝撃は、今も鮮明に覚えています。オーバーフェンダーをまとうも、見た目はヤリスそのもの。「これがトヨタが本気で作ったスポーツカー?」と思い動かした途端、じゃじゃ馬というか、手に負えないというか、狂気じみたというか、要するにマトモじゃない事態に「こんなクルマを売るって、トヨタは正気か?」と思ったものです。

 ですが、これがコンペティションの舞台で戦うクルマそのものであり、それゆえ多くのファンと信頼を得てきたのだと思います。

 そんなGRヤリスの誕生は2020年のこと。その後、今回を入れて3回、仕様変更が加えられています。それぞれ「20式」「24式」「25式」「26式」と呼ぶようです。いつの間にかイヤーモデル制を採っていて、年式で呼ぶようになったのですね。

 せっかくなので、各年式のアップデート内容をおさらいしましょう。24式が最も大がかりな変更が加えられています。というのも、AT仕様が追加されたほか、エンジンがパワーアップし、あわせて冷却系も見直し。エクステリア、インテリアも変更したほか、ボディー剛性なども改善されています。

 続いて25式。まず大きな変更が「エアロパフォーマンスパッケージ」が追加されたこと。公認エアロパーツですね。そのほか、サスペンションやAT、そして剛性やサスペンションが見直されています。

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