シンプルで使い勝手の良い運転席まわり
続いて運転席へ。ドアノブは電動格納式。ハンドルによっては爪が引っかかったりするのですが、リーフは飛び出す面積が大きい様子。よって寺坂さんのネイルも無事でした。これは女性に喜ばれる仕様かも。
運転席で気づくのは、センタコンソールがほとんどないこと。つまり運転席から助手席への移動がほかのクルマに比べるとラクだったりします。
室内はシンプルでクリーンな印象。「綺麗でいいですね」と寺坂さんも好印象を抱いたようです。水平基調デザインゆえ、広い室内がさらに広く感じます。
ステアリングは2スポーク。日産車で2スポークハンドルの車両は、ちょっと記憶にありません。ステアリングリモコンは左手側に運転支援系を配置。これは最近の日産車で見かける手法です。
インフォテインメントはGoogle insideで、音声入力の認識率は高いです。エアコンまわりは押しボタン式。最近のクルマは、なんでもタッチディスプレーでコントロールしようとしますが、エアコンはボタン式の方が使い勝手が良いです。
センターコンソールが小さくなったのは、シフトモードセレクターをボタン式にしたところが大きいでしょう。日産自動車のいうワンペダル動作「e-Pedal」、自動車庫入れ機能のプロパイロット・パーキング、軽自動車の「ルークス」で採用して好評のカメラボタンと、日産車らしさを強く感じさせます。
パワートレインはB7グレードが最高出力218ps/最大トルク36.2kg・m、B5グレードが最高出力174ps/最大トルク35.2kg・m。駆動方式は前輪駆動のみです。先日、雪道の箱根を通ったという寺坂さんは「四駆はないのですか?」と、少し不安そう。これに関しては後ほど。
いざ首都高へ! プロパイロット2.0と極上の乗り心地を体感
今回は日産グローバル本社ギャラリーを起点に、首都高速に乗って大黒ふ頭パーキングエリアを通り、再び日産グローバル本社ギャラリーへと戻るコース。スマホに日産自動車謹製アプリを入れて登録すると、手元からルート設定ができます。これが実に便利!
e-Pedal動作は慣れないということで、通常のアクセル操作モードにして試乗開始。視界が広くてイイですね、というのが第一印象。もちろん、静かで滑らかな走りにニッコリです。「電気自動車っていいですね」と、横浜みなとみらいの道を走ります。
首都高に入って、プロパイロット2.0(日産の先進運転支援システム)スイッチを起動。ハンドルマークが青になったら、ハンズオフ運転ができるようになります。「手を離してもいいんですか?」と寺坂さんはおっかなびっくり手を離してみます。「おおぉぉ、こわっ」と慣れないとこわいですよね。でも慣れたら戻れないんですよ、プロパイロット2.0は。
リーフは世界各国で販売する車両ですが、日本仕様車は専用のサスペンションセッティングにしているとのこと。それゆえ「乗り心地がめっちゃいいですね」と感心。道路のつなぎ目などの衝撃もすぐに収束します。床面に重量物であるバッテリーを配置した低重心設計と相まって、高速道路が実に快適なのです。
蓄積されたノウハウが生み出す「BEVの新基準」
大黒パーキングエリアに到着。なんとリモコンキーで駐車ができたりするようです。でも時間がないので、今回はやりません。機会があれば、試してみたいと思います。
選手交代して筆者が運転。e-Pedalや通常のアクセル操作などを色々試して感じるのは、モーターやブレーキの制御技術のうまさです。生理的に気持ちのよい動きで、しかも滑らか。寺坂さんを見に来たと思われる日産社員の話によると、「1万分の1秒単位でトルク管理をしている」のだそうで、それゆえ雪道でも2輪駆動で全然平気なのだとか。
ホントに平気かどうかはわかりませんが、右足が喜ぶ気持ちよさであるのは確か。発進、停止の滑らかさ、中間加速の気持ちよさは、他社の電気自動車とは比較にならないほど。
「大きさも室内もデザインもイイですね。めっちゃ楽しくて、気に入りました」と寺坂さん。その証拠に、試乗後SNSで気に入った自動車取材の時にのみ行なう「納車しました」と投稿。1万件のインプレッションと、ファンからの羨望を集めたのでした。
納車しました🚙 pic.twitter.com/09jWhoGnCE
— ゆみちぃ( ˇωˇ ) (@129Ym_afilia) February 26, 2026
リーフは2010年の登場以来、シリーズ累計で70万台以上を販売し、280億kmを超える走行距離を獲得しているのだとか。そこで得たデータとノウハウは、他社にはないもの。
長年電気自動車を作り続けている日産だからこそ到達した境地であり、電気自動車の購入を検討しているなら、一度試乗すべきクルマです。明らかに走りが違います。これからの電気自動車のベンチマーク(基準)となる1台と言えるでしょう。
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