カワイイだけじゃない! 乗り心地改善のため
タイヤやサスペンションなども変更に
デビュー時以来となる、ワゴンRスマイルとのドライブ。元々可愛いゆるキャラ路線なので、男性からすると、正直、ちょっと可愛すぎる。ただクリームコーデの場合、グリルがボディー同色ではなくなったことで、よりクラシカルなクルマぽい表情に。なので、同車をカスタムベースにするのも面白いかもしれません。
クリームと呼ばれますが、スイーツに例えるならば、カスタードクリームよりもクッキーの色味という感じ。一番、スイーツぽい色味なのは、クリームソーダぽい雰囲気のあるオフブルーメタリックかも。
試乗車は、メーカーオプションの全方位モニター付き9インチナビゲーションシステム付き車なので、なんとカラー表示のヘッドアップディスプレイまで装着。その表示内容は、メーターパネル内のサブモニター同様に変更できるのもポイントです。
内装では、ダッシュボードやドアトリムにステッチが施されており、シャンパンゴールドのアクセントとも相性バツグンで、ちょっとクラシカルな風味が強まっているのも良い感じ。いつも感心させられるのですが、このステッチは、偽物! ステッチ風の模様なのだから、スズキのアイデアと技術に驚かされます。
標準車との違いは、専用のカラーコーデだけなのですが、「クリームコーデ」が改良型初の試乗となるので、走りの面も見ていきましょう。スペック上の変更はありませんが、乗り心地改善のために、タイヤの変更とサスペンションのチューニング、減衰接着剤の追加をしているようです。
発売初期のモデルは、乗り心地が硬めで路面からなどの振動も伝わりやすい印象でした。ところが、最新仕様ではその角を削り、少し磨きをかけたように乗り心地がややソフトとなり、走行中の振動も軽減されています。
もちろん、劇的な変化とはいきませんが、スマイル持つ穏やかなキャラクターにふさわしい乗り味に改善されたと思います。同時に、コーナー時の車体のロール感にも滑らかさが与えられたようで、走行中の安心感も増しました。
エンジンはNAのみのため、マイルドハイブリッドのモーターアシストも、加速の大きな助けに。アクセルをしっかり踏み込めば、日常領域ではさほどパワー不足は感じません。モーターアシストが燃費に貢献するのは、アクセルの踏み込みを丁寧したとき。すぐに燃費が向上するので、ゆるやかな加速を多用すれば、そのぶん、お財布にも優しくなります。
価格は、ツートンカラーの「ハイブリッドX」と同等の200万円以下(2WDが186万4500円、4WDが198万4400円)というお買い得な設定。
このカラーコーデは特別仕様車だけのもの。同車でカフェやスイーツ巡りに出かけてみるのも楽しいかも。お持ち帰りだけの店舗でも大丈夫。後席のテーブルが、あなただけのカフェに早変わりしてくれ、重宝することでしょう。
| スズキ「ワゴンRスマイル クリームコーデ」の主なスペック | |
|---|---|
| サイズ | 全長3395×全幅1475×全高1695mm |
| ホイールベース | 2460mm |
| 車重 | 870kg(2WD) |
| エンジン | 657cc 直列3気筒NA |
| 最高出力 | 36kW(49PS)/6500rpm |
| 最大トルク | 58N・m(5.9kgf・m)/5000rpm |
| 価格 | 186万4500円(2WD) 198万440円(4WD) |
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
この連載の記事
- 第680回
自動車
「OK Google」が軽自動車で使える感動。日産「ルークス」が激戦区で選ばれる3つの理由 - 第679回
自動車
330万円から!? マツダ新型CX-5が「今年のSUV最高傑作」と断言できる理由 - 第678回
自動車
EVである前に軽自動車。スズキ「eSKY」が示す、日本の日常に寄り添う最適解 - 第677回
自動車
「ついに911、お前もか…」伝統の変化を嘆く前に乗るべき、約2000万円の超ピュアな「カレラT」 - 第676回
自動車
メーカーチューンの理想形! 2L化した特別ロードスター「12R」が魅せる至高の人馬一体 - 第675回
自動車
街乗りは不便でも悪路走破性は最強! ファミリーカー目線で斬る「ジムニー ノマド」のリアルな実力 - 第674回
自動車
軽自動車なのにフラッグシップ級の充実度! 三菱・新型デリカミニの最新コネクテッド機能を徹底検証 - 第673回
自動車
【予算30万円台】車中泊もこなす神コスパ! 日産「ウイングロード」の中古を推したい3つの理由 - 第672回
自動車
さらばA110。プロが自腹買いする名車。最後の過激な限定車「アルピーヌ A110 R 70」の魔力 - 第671回
自動車
15年前のクルマと侮るなかれ! 燃費22.5km/Lの実力派、2代目ソリオを再評価する






